詩歌探究社 蓮 (SHIIKATANKYUSYA HASU)

詩歌探究社「蓮」は短歌を中心とした文学を探究してゆきます。

あの夏と。

2020-07-31 12:02:01 | 千駄記


あの夏と呼び地獄へと舟を漕ぐ肩にきみより葬送のうた 
(十月会レポート135号「カナリア」より)

速報!新型コロナウイルス都内感染者400人超!だって。
ま、それは仕方ないとして言いたいことを書いてゆきます。
わたしのブログだもの(みつを風)。

しかし、このまんまじゃ不景気地獄にまっしぐらだ。それが怖い。

今日もどんよりとした空模様。
数年前はドブネズミのようにびっしょりとなりながら
「8月より7月の方が暑いな」と思ったものだが、
昨年同様なんとなくぼんやりとした天気の7月も終わる。
そもそも夏は短いがコロナ騒動に明け暮れるこの夏はさらに短い。

工場にも活気がない感じ。
今日は給与支払い日。定時で仕舞うこととなる。

現在、「飯塚書店フェア〈日本短歌総研WEEK〉」開催中。
ほんと、タイミングが残念なことになった。

明日の土曜日はメイン企画がふたつ。
13:30~15:00 「短歌と短歌文法の楽しさ」依田仁美VS武田素晴
15:30~16:30 「TANK Readeing EKIDEN」
 武田素晴→水門房子→梓志乃→川田茂→依田仁美→石川幸雄
私はこの模様を動画撮影しようと思っている。
動画はほとんど撮らないので上手くいくかどうか。
出演者の皆様には失礼ながら、練習にはちょうどいいや。

明後日の日曜日は
13:00~13:50 「太宰治こぼれ話」 梓志乃
14:00~15:00 「短歌用語辞典あふれ話」 依田仁美
15:30~16:30 「猛禽類の短歌」 石川幸雄
の三本立て。

無観客公演になる可能性も大いにあるが
今やることに意味がある。コロナに対するスタンスは
人それぞれだ。

文化祭みたいで楽しいや。

私はバカな高校生だったから春先は大人しく黙々と過ごし
秋の体育祭や文化祭になると張り切るというタイプ。
大学時代もいつのまにか学園祭実行委員長なんかやってたよ。

おしまい。



ほっとする。ほっとしたい。

2020-07-30 12:30:43 | 千駄記

飯塚書店フェア「日本短歌総研WEEK」開催中です。

今日もどんよりとした空模様。

コロナの新規感染者が全国で1000名を超えました。
国内でウイルスが確認されて以降最大の数字です。

緊急事態宣言を待つ国民の声も何となく聞こえますが
私はそれだけは避けたい。経済最優先でやってもらいたいのです。
大企業の3か月の決算は軒並み数百億単位で赤字です。
その影響は徐々に中小零細にしみ込んでくるでしょう。

緊急事態宣言で一斉に引き籠れば感染者は減るでしょうが
ウイルスを根絶するまで引き籠っていなければ
感染者数も元に戻るのです。その挙句には無気力で
健康な破産者が溢れかえるだけになります・・と思う。
そうなったらどうにもなりませんぜ。

わが工場の受注残も減ってきました。
コロナ再燃で納期が延びた現場もあります。

今朝は緊急地震速報に驚かせられました。
スマホから響くあの奇妙な音は怖い!
じっと息をひそめて地震を待ったのですが揺れず。
地震が起きなかったので幸いですが誤報となった理由は
知りたいところです。

空気が重いですね。
自然災害も各地で起きていますし、
コロナウイルスは増殖中ですし、
ここで大震災など起きようものなら・・と
悲観的にならざるを得ません。

ちょっと身動き取れない。
そうこうしてるうちに月末です。
いつか穏やかな日々はやって来るのでしょうか。

おっさんはこんな気分ですからコロナを恐れずに
飲んで騒ぐような人たちは救いに思えてくる。
これ、パラドクスですけど、ちょっとほっとする。


おしまい。




知らない方がいい時だってあるでしょう。

2020-07-29 11:55:34 | 千駄記

今日から飯塚書店フェア「日本短歌総研WEEK」開催中です。
8/3(月)まで毎日開催しています。
毎日11:00~17:00まで。


今日もどんよりとした空模様。

7/28のコロナの新規感染者が全国で981名。
新記録だそうです。感染者数に拘るなという
意見もあるそうですが、気になると言えば気になるし
別に。それで?と言えばそんな感じです。つまり「慣れ」です。

最近は新聞を購読しない人も増えているし、
自宅にネット環境のない人もいるでしょうし、
テレビは見ないなあという人も結構います。
スマホも通話だけだよって人もいるでしょう。
つまり、見ざる、聞かざる、言わざるって人も結構な数いるはずです。
日々仕事をして食うだけだよっていうタイプの人。
そういう人の暮しは、それはそれで幸せなのでしょう。

景気の先行きも気になります。
先行き不透明。

最悪の先行きがくっきり見えるよりはマシでしょう。


おしまい。







明日から「日本短歌総研WEEK」です。

2020-07-28 12:22:29 | 千駄記

明日7/29~8/3まで「日本短歌総研WEEK」が開催されます。
場所は東京都北区「青猫書房」のギャラリーです。

雨は降っていませんがどんよりとした空模様。

話は変わりますがアベノマスクが8000万枚追加発注されていたそうで、
500億円使われるそうです。もったいないなぁ。
この「もったいない」という思想は海外では珍しいらしく
ノーベル平和賞を受賞したケニアのワンガリ・マータイさんが、
2005年の来日の際に感銘を受けたのが「もったいない」という
日本語だったとか。テレビで報道されたのをうっすら憶えています。
このもったいないという意識が政府にない。
これもグローバル化?欧米化?なのでしょうか。
安倍専用マスクに500億円。ああ、もったいない。

気分がどんよりしてきます。

茨城県沖、五浦海岸の先に海底油田があるとかないとか。
五浦海岸って風光明媚な景勝地ですね。
いいところです。数年前にハヤブサを探して立ち寄った時
俳句ポストがあって一句捻ってきたんですが、
ボツになったか。音沙汰無し。
もう一度ゆっくり訪ねたいところです。
鮟鱇鍋が美味かった思い出。



話は戻って「日本短歌総研WEEK」。
15:00から企画準備の搬入作業のため出かけてきます。


生業もトラブル発生していて気が重いのです。
これもどんよりだな。

やるべきことをちゃんとこなしてゆきましょう!
と、言い聞かせて終わります。



「なんか変」という違和感

2020-07-27 12:09:01 | 千駄記

昨日の食事会で焼いた牛です。載せる画像が尽きたとです。
ダイエット中なのに食べ過ぎた。話下手なので
場を盛り上げるには食べろー!
食べよー!と言うしかないわけです。

4連休が終わってしまいました。
昨日の記事のタイトル「GoToトラボー最終日」は間違いでした。
GoToは始まったばかりでしたね。あまりにも縁が無いもので
うっかりしてしまいましたよ。

この4日間ほとんど自宅か工場にいたわけですが
そもそも普段から自粛生活のような日々を送っているので
天気が良くなかったせいもあって冴えない日々でした。
家にいるときはアマゾンプライムビデオばかり見ていました。
テレビはぼくのともだちだ。

浅草で遊んでいる奥様へのインタビューを今朝ちらっと拝見。
都内在住の方だそうです。葛飾区在住って言ってたかな。

「旅行に行きたかったけどコロナを広めるのはよくないですから」

という旨のコメントが流されていた。
コロナ感染を防ぐために我慢しているんだな。エラい!と
思うには思うわけですがなんとなく違和感。
この人は感染者なのか?違うみたい。

万が一自分が感染していた場合に他人に迷惑をかける

ということなら、都民が都内で移動しても地方に移動しても
同じでしょう。ウイルスをばらまくわけですから。
逆に感染していない人ならどこへ行ったって自由です。
治療薬のない今はウイルスを移動させないことが
新規感染者を減らす唯一の方策でしょうが、それなら
都内も地方も移動しないことでしょう?

コロナ騒動勃発から半年も経ったというのに
未だにその辺があやふやなわけです。
「なんか変」という違和感がコロナウイルスを
蔓延させているような気がします。


おしまい。




GoToトラボー最終日

2020-07-26 14:27:45 | 千駄記


GoToトラボー最終日も東京は梅雨空です。
怠惰な暮らしを雨のせいにしていたわけですが
昼近く、青空が広がってくる。
焦り始めます。
で、わが東京の奥座敷の邸宅から
小一時間ほどの沼を目指します。



小一時間して到着。
蓮がちらほら。昼過ぎですから花は閉じています。
それでもいいと散歩を始めますと雨。
徐々に強くなる。
ああ、雨の日の撮影ってこんな感じだったなと
いろいろ思い出します。



中老ともなりますと
思い出すことばかりが増えて
明日を信じる気も失せます。
こんなものさとクルマに戻る。
移動時間の方が長い撮影となる。



思えばどこで何を撮影するにしても
シャッターを切っている時間は数分です。
夜明けから夕方まで山に籠っていたとしたって
シャッターを切るのは数分でしょう。
写真って不思議なものです。

星なんか狙っていれば数時間は
シャッターを切っているから
最も面白い撮影かもしれません。
そうそう花火も面白い。

今夜はひとつ約束がある。
チャイニーズ夫婦とその子供と4人で食事。
たまには栄養のあるものを食べよう。

今週は「短歌総研WEEK」です。
火曜日の夕方から搬入準備作業。
思い出作りをします。


おしまい。



植村冒険館にゆくの巻

2020-07-25 13:37:05 | 詩歌探究館Web


GoToトラボー三日目です。
梅雨空が広がっていますが今日も雨を恐れて自宅にいます。
いまようやく、バシャバシャっと降ってきました。

昨日の朝、工場に出て数時間後、
抜け出して「植村冒険館」を訪ねました。
植村直己に関する小さな記念館です。
兵庫県に「植村直己冒険館」という立派な顕彰施設がありますが
私が訪ねたのは「植村冒険館」。小さいの。
東京都板橋区にあります。入館料無料。
見学者は私ひとりでしたよ。3蜜気にならず。

館内展示の撮影は「パネルだけ」を撮影するのは不可です。
展示の雰囲気を撮るのはOKなので嬉しい。
今年は植村直己のエベレスト登頂から50年。
企画展「植村直己と遠征隊とエベレスト」開催中です。


キヤノン7S。
1970年日本人初のエベレスト登頂を果たした時のカメラ。


ニコンF2チタン/ウエムラスペシャル。
北極点とグリーンランド縦断を撮影したカメラ。

1976年の北極圏1万2千キロの冒険中、
旅の後半になって写真撮影が全くできなかったそうです。
過酷な使用環境によるカメラの故障です。
新しいカメラを探していたところ
北極で自分を取材する報道陣のカメラが問題なく
動いていたことに注目し、
日本工学(現ニコン)に相談して完成したカメラだそうです。
改造費が人件費だけで数千万円かかったと言われます。
ニコンは当時カメラのトップメーカー。
日本工学の意地と誇りを感じます。


他にも興味深い展示の数々がありました。

わが英雄生きてしあらば会いにゆく開高健、植村直己
(「晴詠」5号「青い蜜蜂」より)


おしまーい。

GoToトラボー2日目。

2020-07-24 11:13:36 | 千駄記

サシバ。トロフィーみたいでしょ。


今日も相変わらずの梅雨空。
工場には外注先が2社2人と、弊社のアルバイトが1名出勤。

昨日は昼過ぎには帰宅してアマゾンから届いた食材で
「壁の穴」風の「たらこスパゲティ」を作る。2日連続だ。
念のために言っておきますが私イタリア人ではありません。
「壁の穴」ってご存知でしょうか?
青春時代には渋谷の店が結構人気でしたが
私はよく新宿の店に通っていました。新宿にはもうないみたい。

段取りと打ち合わせが終わったのでお暇しようと思います。
天気同様気分はカラッとしませんなぁ。
同級生が地元に帰るから会おうってお誘い受けてます。
話下手なので楽しませることができますかどうか。
しかも、あんまり話題のネタもないんです。

一応コロナウイルスについても語りましょうか。
昨日は都内で新規感染者366人。記録更新しました。

政府やら、分科会やら医師会やら、ワイドショーで
それぞれ勝手なことを言ってますがオープンに議論して、
その様子を国民に見せればいいのに。
ワイドショーで見かける渋い声の二木教授は
「先進国で日本ほど顕著に第二波が来ている国はない」
って言ってましたけども、そういえば欧州や米国の
コロナ感染の話題もすっかり聞かなくなりました。
中国や韓国だって「現在」どうなのか気にしませんもんね。

私はとにかく経済の先行きが不安でなりません。
巨額に事務費を委託会社に払って行なう
GoToトラベルやイートより消費税引き下げの方が
ずっと安上がりで効果的だと思うんですが野党はいったい
何をしているのでしょうか。

政治を語ると愚痴になるって恥ずべきことだな。


おしまい。







GoToとらぼー初日。

2020-07-23 10:47:03 | 千駄記

(「蓮」収載「追い風を拒みて」より)

今日は朝から雨。しとしと降っている。
「しとしと」なんて歌人としてはダメな表現ですね。
画像は事務所の窓からスマホを翳した今です。

工場に出るといつものメンバーが出勤してます。
7~8人くらい。
繁忙期の多い夏に向けて早め早めに仕事をするのは大事です。
この辺は雨だし、外出するなら工場へという精神。

さきほど、わが社の中国人の青年が事務所にやってきて
「4年間、失敗した」と言います。
どうしたん?と訊くと
「銀が急騰した」とのこと。その直前に売ってしまったというのです。
いいじゃん損してなければって言ったけれども
そういう励ましは投資の素人のセリフでしょう。
200万円分くらい上がったらしい。
私とは別の世界を彼は見ているんだな。

昨晩、アマゾンから調味料と米と麺が届いたのですが
塩が一生分以上届きました。あれ?この箱なんなんって思ったら
500g入りのボトルの塩が10本以上あったかな。
失敗の巻でした。とりあえず妹に3本くらいあげましょう。

小池都知事が会見で、この4連休が勝負です的なことを
おっしゃってました。普段から用心深く暮らしている人に
とっては、言わずもがなのことばかりおっしゃる。
仮にここでウイルスが広がらず、感染者数が2週間後に
減っていても、また増えるんでしょ?
その繰り返しか。知事として言わなければならないことを
おっしゃっているだけですから、その発言について
いちいち噛みついたってエネルギーの無駄です。
それより、総理!出てこーいって思うけれども
もっと腹が立つんだろうな。

GoToトラベルの初日に相応しい天気になって
私は少しホッとしています。

4連休の一日くらい晴れるでしょうか。
そろそろ、妹の家に塩を送りにいきましょう。
アマゾンから午後「たらこ」が届くので
帰らなければいけません。

おしまい。




GoToトラボー。

2020-07-22 11:51:15 | 千駄記

最近、写真撮影もご無沙汰なので季節外れのチューリップ。

今日も蒸し暑い梅雨空です。
GoToトラベル初日です。
旅に出る方は大いに楽しんでください!って気分?
天気予報を見ると雨模様みたいですね。
仕事日和か、引き籠り日和ってところです。
今夜はアマゾンから食材が届きます。
バナナや野生動物が届くわけではないです。
ジャングルじゃない方のアマゾンですから
調味料や米、麺などです。
4連休を生き抜く孤独な戦いが始まります。

政府はGoToトラベルを強行して
小池都知事は明日からの4連休を都民に
不要不急の外出は控えるように呼びかけている。
結局、どうしろって言うんだい?という思いもあるでしょうが
それこそ自己判断なわけです。
お上に命令されたい国民が多いようですが
何事も強制されたら面倒なことになりますよ。
自分で判断して行動する。
他人の監視はしない。
これでいいじゃないですか。

コロナが落ち着いてから実施すると言っていたGoToですが
その前提が整っていないのに、始まってしまった。
政府は自棄になっているのでしょう。
国民は既にあきらめムードだし。
なんとなく、バラバラ&ギスギスの国になってしもうた。

国民が一体となって!なんて言うと、これまた怖い世の中に
なりますから、これでいい。
誰もが自分の暮しのために生きるってことで。


自由とは背中合わせの孤独なり



おしまい。

土用の丑の日とコロナ。

2020-07-21 12:01:41 | 千駄記

この絵、私が描いたの。ひっそり系のうなぎ。

昼になりました。
今日は土用の丑の日ですが、私のランチは仕出し弁当。
土用の丑の日は鰻を食べる日と認識しますが、そもそも
「土用」ってなんなん?
「丑の日」ってなんなん?
検索すればその意味を知ることができるので省略。

例年、景気が悪くたって3000円~5000円くらいする鰻を
求める行列が映されたりしますね。
うなぎはじっくり食べるものであって急かされたら
味わうこともできないだろうに・・と貧乏人は
テレビの画面に向かってもっともらしいことを呟くのです。
↑私のことね。

コロナの今年は「密だ!これでいいのか!」なんて言う
自粛警察官が現れたりするのでしょう。
今日の東京に感染者は230人を超えるそうですが、
ま、いっかって気分になるから不思議です。

しかし、うなぎなんですが、私これを書きながら
どの表記がもっとも相応しいのかと迷います。
鰻・うなぎ・ウナギ・・結論が出ないのでごちゃまぜです。

鰻の思い出についてはここで何度か書きました。
鰻を食べるのも釣るのも好きでした。
うな重なんか、年に1度、成田山の初詣の帰りに
食べるくらいですっかりご無沙汰です。
ウナギ釣りにはもう20年くらい出てないし。

うなぎは遠くなりにけり。

それにしてもウナギ。
別れ話は蟹屋でしろって言います。お互い喋らずカニに夢中になるから。
口説くならうなぎ屋でしろって言います。待ち時間が長いから。
土用の丑の日の鰻屋では口説く時間もないでしょう。
数日前から準備されてるモノが次々出てくるわけですからね。

つまり、うなぎなわけですが、
2020年の土用の丑の日って
1月23日、4月16日、4月28日、7月21日、8月2日、10月25日、11月6日
の、計7回あるそうです。この夏は8/2もうなぎの日です。
秋がいい。11/6の土用の丑の日辺りにいかがですか?


おしまい。



映画「東京オリンピック」鑑賞。

2020-07-20 13:47:40 | 千駄記


昼を過ぎてしまいました。
午前中は銀行でいくつかの手続き。
一応完了。午後はもう一軒の銀行が工場に来る。

昨日は一日ダメ人間になってしまって家から一歩も出ず。
庭から差す日差しを恨めしく眺めたりす。

昨日はダメ人間として録画してあった市川崑監督の
『東京オリンピック』という映画を観た。
開会式の映像には甚だしく感動する。
泣きそうになったが、なんでだろうか。
各国の選手団は真面目に行進している。
いまどきのダラダラじゃないのね。
真面目な行進ってやっぱりいいよ。
行進曲を作った古関裕而の才能に驚く。名曲です。

競技のシーンではやはり柔道。
勝ったってガッツポーズをするようなバカはいない。
神永を倒したヘーシンクなんか、勝利に歓喜して
畳に上がってこようとする自国の関係者を
手で制するんですから、格好良すぎます。

2時間半の映画なのですが、いかんせんBGMが暗い。
すごーく暗くて、これは市川崑監督の思惑が隠されて
いるのではないか?と考えるくらい暗い。
どんなシーンでもBGMによって見方が変わってくるという
人の心の危うさを思った。
大袈裟かね?

今週は木曜日から4連休ですね。本来ならばオリンピック開始だ!
わが工場は完全休日ってわけにもいかないでしょうが
社員によってそれぞれで絶対休日は出ないと決めている人は出ない。
出る人は出る。自由な工場です。
天気予報は良くないようですが、信用できませんしね。
災害にならない程度に雨なら歓びます。

また遠くへ行きたい病が始まりましたよ。


おしまい。

段ボールハウスの夢

2020-07-19 15:36:36 | 千駄記


今朝、目覚めると空が真っ白。
梅雨空だなと判断して
1階に放ってあった段ボールを畳み始めます。
段ボールハウスでも作ろうかなといくつもの箱を
そのまんま放置していたのです。
資源ごみの日に出さないといけません。
リビングにあるソファに座ろうにも
大股で横向きになって往来していたわけです。
それをバカと呼びます。
そのうち空が晴れてきましたが洗濯機を回したり
ずーっとテレビを見つめたり、玉子焼いたり
食パン焼いたりしましたよ。

昨日の私の短歌教室で生徒さんがコレと言って
紙袋を差し出します。切ってない食パンです。
先月の教室で、その生徒さんが
「ここの食パンがおいしくて直に千切って食べるのサイコー」
なんて話していたので、「金持ちの食べ方だな」と言ったのを
憶えていてくれて、その食パンを買ってきてくれたのです。
「先生、手拭きと飲み物も入っているから」と・・ありがたし。
教室は荻窪で開催していて皆さん杉並区在住だから、
お金持ちのねえさん方が多い。お金持ちっていうのは
心にもゆとりがありますね。気配りができる。
せっかくの高級食パンなので半分妹にやりました。
そのまんまでも焼いても美味しいものですね。

今日は7月19日です。
改めて日付を意識するともう7/19かよって思います。
関東近辺では蓮が見頃でしょうか。
今日の画像は何年か前のいまごろの蓮です。
見物したいと思いつつ今年も果たせませんな。

8月、9月と生業は忙しそうです。
頑張らないといけないと言い聞かせる15:30です。


おしまい。

短歌往来8月号

2020-07-18 18:52:07 | 短歌情報


「短歌往来」8月号が発売となりました。
私の「評論月評」は11回目。
あと1回でおしまいの予定です。
気が小さい私がひっそりと書いてますのでお見知りおきを。

今月号は特集「私の稀覯本」です。「きこうぼん」と確か読む。
面白い企画だと思いますが、
短歌関連に限って欲しかったところです。

塚本邦雄の研究家としても知られる島内景二さんが『水葬物語』を出している。
序数歌集を揃えるのが若いころからの目標だったそうです。

私は研究家ではありませんが塚本マニアの端くれとして
序数歌集を揃えましたよ。元の形で読みたかったのです。
ながらみ書房さんから声がかかっていたら
寺山修司の『われに五月を』と『空には本』
もしくは
中城ふみ子の『乳房喪失』と『花の原型』
を自慢したでしょう。





『わたしの50名山』、『続わたしの50名山』(赤嶋浩子)

2020-07-18 09:50:40 | 短歌情報


今日も梅雨寒です。朝から雨でいい感じですが
製品の積込があるので困ります。

赤嶋浩子さんから
『わたしの50名山』、『続わたしの50名山』を
送っていただきました。面識のない方だったのですが
今年の1月に平林静代さんから頂いた
「彩短歌会」の令和元年度作品集を紹介し、
なかでも当時収集していた鳥の歌を取り上げた中に
赤嶋さんの「ハイタカ」の歌があったわけです。

線となり楕円となりて空を舞う鷂(はいたか)一羽をまなこに追いぬ  赤嶋 浩子

ちょうど「猛禽類の短歌」の資料を製作中でしたので
「ハイタカ」の項に作品をお借りし、掲載したわけです。

先日、完成した資料を平林さんに送らせて頂き
お手数ながら、赤嶋さんにも送って頂きたい旨お願いしたのでありました。
そんな経緯で赤嶋さんに資料が届けられたわけです。



『わたしの50名山』、『続わたしの50名山』は
このように赤嶋さんが山を訪ねたときの状況と花の写真と短歌が
バランスよく配置されています。
私も登ったことのある伊吹山や鳥海山、立山などなど。

『わたしの50名山』発行の時点で登山歴20年、山行回数600を超えるそうで
『続わたしの50名山』は令和元年発行ですから登山歴は四半世紀に渡ることになります。
健脚ぶりにも驚きますが、なにより体験・経験しなければ
完成できなかった本だなと感心するばかりです。