
橋の上を飛ぶ燦めきは夕焼けの色より出でしアキアカネかと
明日から11月とは信じられませんね。
11月だって!
11月は何もないけど酒が飲めるぞ
なんて歌がありましたけど
ぼくの誕生月です。それと意外に名歌がありますね。
ほほゑみに肖てはるかなれ霜月の火事の中なるピアノ一臺 塚本邦雄
十一月十日雲一つなく風がないたが締めつけて桶に水を張る 山崎方代
方代さんはぼくの誕生日を詠み込んでくれてます。
いつでしたか、せせらぎに沿った細い道をどんどん
進んでゆきますと橋がありました。
一服しようとクルマを降ります。
するとなにかが燦いている。よくみると
トンボでした。俗にいう赤とんぼです。
それをぼくは勝手にアキアカネと決めつけたわけです。