詩歌探究社 蓮 (SHIIKATANKYUSYA HASU)

詩歌探究社「蓮」は短歌を中心とした文学を探究してゆきます。

日が差してくる。

2024-01-31 12:25:17 | 千駄記

 

真っ白なフロントガラスの半分が融けるを待てば日が差してくる 「晴詠16号」

 

私の短歌教室のテーマ「霜」に苦し紛れに提出したうた。

晴詠16号の「冬あからさま」の最後におく。

 

マイカー出勤のよくある光景をありのまま書いたのみ。

エンジンかけてエアコンの風量を強にして、しばらく待つと

霜が融けてくる。そして日も差してくる。

教室の生徒さんは「人生と重ね合わせたように読める」と評してくれた。

なるほど、そうだったかもね。と、私は言う。

 

感想をくれた歌人笹原玉子さんは

冒頭の1首 二十代半ばであった晩年は報われますと占われし日は

末尾の1首 真っ白なフロントガラスの半分が融けるを待てば日が差してくる

が、呼応しているように思うと感想をくれた。

 

読んでくれる人もいる。

真剣に書かなければいけない。

 

 

1/31(水)晴

 

良い天気が続きます。

 

今日は給与支払い日です。その他もろもろ支払日。

固定費を抑えようにも増える傾向甚だしく。

力尽きるぞ。

 

 

おしまい。

 

 

 

 


百年猶予。

2024-01-30 12:01:20 | 千駄記

昨日見に行った製品。

 

1/30(火)晴

 

良い天気が続きますね。

弊社は少数精鋭で頑張っている‥と言いたいところですが

情けないことに精鋭じゃないかも。

 

今日はコロナブームが始まった頃に亡くなった父の生誕の日です。

偲びましょう。80歳まで生きました。父が好きだった赤飯を妹が

作ってきたので「父さーん!なんで死んじゃったんだよぉ!」と

私が叫びますと、妹は「・・病気でしょ」とクールに言いました。

 

「晴詠」16号に関して、お葉書やらメールやら頂戴しています。

「白路」の野地安伯さんからはお電話を頂き、「晴詠」の記事に

まつわるいろいろのお話を聞かせてくれました。

野地さんは現役の釣り師ですけどボクは元釣り師。

 

大メジナ掛かる気配す海面に揺れゐたる朱(しゆ)の浮木(うき)が止まりぬ  野地安伯

 

以前紹介した野地さんのうたは城ケ崎の磯での光景だったそう。

作品の背景を知るとより一層、身近に感じます。

 

ネットにずいぶん思い切ったニュースが出ていました。

<実験用サルの価格、コロナ流行前の5倍に高騰>

実験用として主に使われるカニクイザルの価格が、新型コロナ前の

1頭数十万~100万円程度から、約3年で500万円前後まで上がった

とのことです。

仕事柄、実験用に飼育されている動物の檻を作ったことがあります。

厳重に施錠された扉をいくつか過ぎると檻が並んでいた。

辛い記憶のひとつです。その光景をここに書くことはできません。

目と鼻に焼き付いているある種、闇の部分です。

実験用動物も人工繁殖されている。価格も知らなかった。

 

生きるとは罪なり余程永くとも百年猶予 のちには死刑   石川幸雄『百年猶予』

 

 

 

 

おしまい。

 

 

 

 

 

 

 

 


昔話。

2024-01-29 18:31:37 | 詩歌探究社「蓮」情報

成田山新勝寺。節分の準備。節分のときも

ずいぶん賑わうのでしょう。

 

1/29(月)晴

 

今日は現場で打合せだったので早めに出発。

クルマで約二時間。

11:00にJR成田駅で客を乗せて現場へ。

向かおうとすると13:00に約束したから

昼食べて行こうと言う。うなぎを奢らせる。

ついでに成田山をお参りして現場に行く。

機内食を作っている工場です。

現物を寸法取って見積もってくれというのです。

そんなん、キミでもできるだろ!ってうなぎを

奢らせた客に言ったんですけどね・・

 

実はその客は俳人でして、昔ボクが発行していた

同人誌「蓮」のメンバーでもあったのですよ。

十数人の会でしたけれども。

O政さんというボクより10歳上かな。腐れ縁。

 

ヤツはいまだにS藤Yしみさん、Y中Mひさん

ST薫さん、I田Tもよさんと年賀状やりとり

してるとか。意外だったわ~。ボクは彼と

喧嘩したり復活したり・・だから会ったのは数年ぶり。

 

今日の下見の物件は決まればいいんだけどね。

二月、三月とにぎやかになりそうです。

社員みんなが忙しいのが当たり前という感覚に

なってもらわないといけません。

稼がないと借金も返せませんから。

 

 

おしまい。

 

 

 


バカラと山の上ホテル。

2024-01-28 11:57:02 | 千駄記

山の上ホテル

 

 

潮時を知らぬわが手を滑り落ち

形見のグラス砕け散りたり    「晴詠」16号「冬あからさま」より

 

 

わが家にバカラのグラスがあって

立派な箱に入った頂き物であった

へぇバカラを贈り物に使うのか

住む世界が違う人だとすぐにわかった 

 

ところが距離はどんどん縮まって

グリーンのグラスを時に取り出しては眺める暮らし

穏やかな緑の日日が遠ざかっていったある日

そのひとの意識はすでになかった

 

グリーンのグラスで水でも飲んでみたのだったか

大切にとっておこう 二度と使うまい 仕舞うとき

バカラが手から滑って落ちた そして砕けた

 

死にたくて死ぬ 生きたくて死ぬ

人間にはふたとおりの死があってそれしかない

潮時だったんだよ‥と言われた気がした

 

 

1/28(日)晴

 

今朝、工場へ来ると工場長が一人作業中。

私は明日の現場打合せの準備と工程表づくり。

成田空港に行かないといけないんだよ~。

それともろもろの書類を作る。

神田の山の上ホテルが2月13日をもって休業だそうで。

川端康成、三島由紀夫、池波正太郎、伊集院静らの作家が

定宿としていたそうです。

芥川賞受賞後第一作はここで書くとか?聞いたことがある。

ボクはここで出版社の社長と打ち合わせをしたことがあるぞ。

カンヅメになりたかったわ~。

 

 

おしまい。

 

 

 

 


浅川 洋 詩画集『渚』

2024-01-27 09:40:26 | 短歌情報

浅川 洋 詩画集『渚』 2023/11/26発行

発行所 風卵舎

 

昨夜現物を見た。浅川洋の詩画集『渚』。

この色はティファニーブルーに近い。

箱を開けると白い詩画集が収められている。

ジャバラ様の書物を開くと芸術家浅川洋の画と詩歌。

書物を立てるとこのようになる。

装幀も紙質も質感も圧倒的な存在感を放つ。

 

感動し

感激する。

 

 

 

二度か三度か、お目にかかったことがある浅川さんは

ボクの知る限り現在「舟」に所属されている。

彼女の個展にも出かけたことがあった。

 

凄い作品を創ったものだ。

 

 

 

 


目前での言い争い。

2024-01-26 14:24:35 | 千駄記

おぼつかな漢字スマホに探しつつ完成したるハガキ一枚    「晴詠」16号「冬あからさま」より

 

文字を書くことが少なくなって、手書きですと

簡単な漢字でさえ、形はぼんやりわかっても・・・って感じ。漢字だけに。

昨日「現代歌人協会」の推薦状を書いたのですよ。

B5の推薦用紙の枠内に書くのね。枠が小さいうえに

サマにならない縦書き。情けないことに「貢献」の

「献」の字が覚束なかったわ~。

 

今日の画像は「晴詠」16号の短歌に使ったカットです。

 

1/26(金)晴

 

今日も寒さは相変わらず。遅い昼休み中。

朝積む予定の製品を昼に積みました。

運送屋さんをずいぶん待たせてしまったな。ごめんよ。

ノンクレームならいいけれど。

 

その後、消耗品売りの業者と日向ぼっこをしながら

「1mの金属の差しを持ってきて」なんて喋っていたら、

工場長が怖い顔して近づいてきて、

業者に「おまえは何で金を払わないんだ!?」と

怒鳴り始めましたですよ。口撃されている業者の方も

「なんの金だよ」と言い返しまして・・ボクは傍観する。

しばらく言い合いが続くので、

「どうでもいいけど俺の目の前でやらないでくれる?」と

言いまして・・。その場は収まりました。

その後は3人でフツーの会話になったんだから不思議だわぁ。

 

おととい発送した「晴詠」16号が届いたとLINEを頂きました。

お知らせ第一号です。

「手紙が入ってなかった」とも書いてあり、何の手紙やろ?

発送は袋詰めに必死でそんな余裕はありましぇん。

作業は妹に手伝ってもらってますしね。

「誌代切れ」とでも書けば良かったんかいな。

 

いずれにしても週末です。

スノボーでも行ってくるかな。

 

 

おしまい。

 

 

 


今年こそ!

2024-01-25 17:02:16 | 千駄記

展開図で作った模型で確認すると、この板取で合ってるみたい。

こんな感じになるはずだって職人に説明するのに使います。

 

営業活動もできずに楽観的に資金繰りをして

悲観的な近い将来に備えている現状。

今年こそ!って毎年言ってます。

 

1/25(木)晴

 

今日は寒くなりました。ただいま小休止中。

完成品を積み終えて製品は現場へと向かいました。

延ばしてもらったもうひと現場分は明朝積み込みです。

 

もう月末の範疇ですね。

取引先の協力を得て月末はどうにかなりそうです。

来月十日が大変だ。人並み以上に仕事をしているつもり。

・・・だのになぜ(By「若者たち」の言い回し)・・・

私は苦しいのでしょう。

神仏を心から信じていないからか。

 

さきほど、東京の部品屋さんが新年の挨拶にいらした。

本社から東京支店に担当が移管されたという。

30年近く前の繁忙の日々の昔話に花を咲かせる。

いま、東京支店長になった彼とはあのころ飛び回ったよね。と。

 

いま、大阪の社長仲間から新年の挨拶の電話。

いまさらかよって言ったけれど・・お互い様だな。

また忙しい自慢されちったよ。

 

とにかく心を入れ替えてがんばらないとな。

明日出荷する製品をこれから試運転するんだぁ。

 

 

 

おしまい。

 

 

 


「晴詠」16号発送せり。

2024-01-24 12:11:43 | 千駄記

「晴詠」16号本日発送しました。

発送用封筒が在庫切れだったため10日ほど遅れてしまった。

郵送費は数万円。カード払いにするために大きな

郵便局に行きましたよ。段ボールと台車を積んで。

 

 

1/24(水)晴

 

今日は寒くなるって天気予報士が言うから

長袖Tシャツ3枚にとっくりセーターと作業用シャツと

作業用ジャンパーを着てきたら寒くないわ~。

靴下2枚穿いてるし。意外に暖かい陽気です。

日本海側では大雪と寒波ですと。

太平洋側とは別世界です。

 

朝から次の仕事のプログラムを作っていると

紙の図面とメールで来たデータと寸法が違う。

やる気失くすわ!メールに古いデータを入れてしまったと

おっしゃる。紙よりCAD図を信用して展開してんのにさ。

 

 

おしまい。

 

 

 

 

 


キングギドラじゃあるまいし。

2024-01-23 12:07:55 | 千駄記

「短歌往来」2月号

辰年生まれ歌人特集に「キングギドラじゃあるまいし」12首と

小文を書きました。短歌総研のメンバーである武田素晴と

水門房子との競演も果たせました。いつもお世話になっている

野地安伯さんと藤原龍一郎さんも作品を寄せている。

ありがたいことです。たまには良きことありますね。

 

 

1/23(火)曇

 

1月も半ばを過ぎて、来月は忙しくなりそうです。

スマホにスケジュールをメモるようにしていますが

このメモを見ないで、失念することも近頃多く。

 

1/15発行予定の孤人誌「晴詠」16号の発送準備がようやく整う。

合間を見て郵便局に持ち込まないといけません。

ボクのなかではすっかり古びてしまった内容です。

 

さきほど飯塚書店さんから『短歌文法入門』が第三刷となる旨

連絡を頂きました。皆様のお陰です。ありがたいことです。

 

昨夜「ジョン・ウィック コンセクエンス」を観ましたよ。

昨日からネットフリックスで配信が始まりました。

シリーズの4作目。配信を心待ちにしていたのです。

前半は大阪が舞台で真田広之が出ています。

殺し屋専用ホテル「大阪コンチネンタル」が出てきますが、その建物は

東京の新国立美術館でした。撮影に出かけたんだからわかるぞ。

上映時間は169分。ちと長い。過去三作に比して「ん?」と

ボクは思ったけれど口コミでは好評のようです。

また観てみよう。

 

 

おしまい。

 

 

 

 


儚さ。

2024-01-22 12:01:26 | 千駄記

正月に畳にぺたんと座って「包丁式」を撮影したカメラ。

近頃、張り切って出かけていないので画像は増えず。

 

1/22(月)曇

 

先週の土曜日は出社後、早めに仕舞って飯塚書店さんに

『現代短歌朗読集成』を届ける。土曜日も仕事をされていて

郵便の引き取りを待っているそうだ。

その後、生徒さんを迎えに行って短歌教室へ。13:00~15:00まで。

 

日曜日は自宅にひきこもり。エアコンが壊れているから寒くって

真冬にキャンプしている感覚。

「ハッブル宇宙望遠鏡」のドキュメンタリーを眺めていた。

地球上に、どんなに大きな天体望遠鏡を設置するより、宇宙から

宇宙を覗く方がずっと鮮明に見ることができるらしい。

ま、スケールが違い過ぎて何も理解できないけども。

2021年に後継機「ジェームズ・ウェッブ」が打ち上げられ、

ハッブルの100倍の観測能力を持つという。

頭の良い人たちが宇宙の謎を次々と解明してゆくのでしょう。

人間ってすごいね。

 

16日に亡くなったエスパー伊東さんの兄貴分としていろいろ

発信していた南部虎弾が20日に急死されたそうだ。まさか

自分が・・と思わないよね。人の命の儚さよ。

 

おしまい。

 

 

 


大黒天になる。

2024-01-19 17:19:33 | 千駄記

ポンペイ遺跡のもの。

 

さて、発送用封筒の在庫切れで放置していた「晴詠」16号は

本日、封筒が届いたので発送準備に取り掛かります。

1/15発行号・・・タイムマシンないよね?

 

1/19(金)晴

今日は俳句を作ると「いいく」(1/19)ができる日です。

 

昨日の心の臓の点検は血液検査だけで終わり。4本採られた。

悪玉コレステロール急降下…食事に気を付けていますのでね。

血糖値急上昇…チョコレートや飴玉をくれる人が多くってね。

甘いものは控えるようにしようっと。

 

今日は13:00から、とある病院で打合せ。

卓上コンベヤの入れ替えの相談を受けました。

寸法採りのために厨房室内に入るのですが

生まれて初めてってくらいに丁寧に手を洗わされましたよ。

紙の帽子かぶって、紙の服を着て入場。

ボクはあの紙の帽子をかぶると絶対に大黒天様みたいになる。

 

で、ああだこうだと1時間。来週中に図面と見積を

提出することになりました。たまには仕事らしい仕事を

しているってところも書いておかなきゃ。

現場で知らない人と話すと疲れるわ~。

 

さて週末、もう週末。

来週出荷の製品がふたつとも完成せず。

煩型のチームリーダーがインフルでお休みなので、逆に

和気藹々と作業は進んでいるようですけれど。

 

明日の土曜日は短歌教室のアルバイト。

明後日はわが邸宅で泣き腫らしているでしょう。

どこにも遊びに行かないよ。

 

おしまい。

 

 

 


聖子ちゃんから鳥羽一郎。

2024-01-18 12:03:48 | 千駄記

1/18(木)晴

今日は午後から心の臓の点検です。おクスリ手帳が毎回見当たらない。

また再発行頼むことになるわ~。

 

『短歌朗読集成』をご存じですかな?先日の短歌総研の二次会中、

ひと回り上の武田素晴に「『短歌朗読集成』知ってる?」と訊かれて

「持ってるよ」とタメ口で応えた。

『短歌朗読集成』は晶子、茂吉から塚本、寺山、幸綱・・俵万智の時代までの

自作短歌の朗読集で、武田さんが持ってるのはカセットテープだって。

「いまどき聴けねーじゃん」とバカにしておいた。ボクのはCD4枚組。

いまじゃCDプレイヤーを持ってない人も多いかもね。

 

飯塚書店の社長に武田さんが「貴重ですから聴いてみて」と薦めている。

飯塚社長も人が良いから「ぜひ、聴いてみたいですね」とおっしゃり、

武田さんも「なんなら貸しますから、ダビングすればいいですよ」と続ける。

ボクは「カセットを聴ける機器なんて持ってないよね」と、ちゃちゃを入れる。

イマドキCDのコピーならパソコンでわけないし‥という流れで

ボクがCDをコピーして、飯塚社長に差し上げることになった。

そもそも詩歌系出版社の社長さんだからって、そんなもの聴きたいかね?

とは思うけれど、約束したからには実行しなければなりません。

 

昨夜、わが家の寒~い書庫に入りブツを探す。ご存じのとおり、

管理が悪ぅございましょ?ダンボール箱か?書棚か?CDラックか?と、

探しますと、なんと2セット見つかる。コピーする手間も、断捨離の手間も

省けるので1セットあげちゃおう! 念のためにケースを開けると4枚組の

第1巻がない!第1巻だけコピーかよ・・と、肩を落とす。

ボクはCDを元のケースにしまわずに空いているケースにしまう癖があり、

聖子ちゃんのCDケースから鳥羽一郎BESTが出てきたこともある。

 

今朝、念のためにクルマの中を探す。最後にまさかと思いつつクルマの

CDプレイヤーをイジェクトすると・・・スルスルっと「第1巻」が現れた。

コレ、何年間ここにあったの?運転しながら茂吉の朗読なんか聴くかよ~。

いまやクルマで聴くのはサブスクかメモリーカード。

彼女とのドライブ中にCDプレイヤーを再生していたら終りだったわ!

 

これで、明日には飯塚社長に『短歌朗読集成』を送れることになった。

 

 

おしまい。

 

 

 


命を削って生きている。

2024-01-17 12:01:22 | 千駄記

昨夜の会合で依田主幹が付けていたジュエリー。

「おっ梶光夫ですね?」と訊くと「わかる?」と応じられる。

急いで撮らせてもらったからブレブレになっちゃった

画像を妹にLINEすると、「梶光夫?」と返信が来た。

 

1/17(水)晴

 

朝晩は特に冷えますね。

能登半島地震の隆起は数千年に一度だったらしい。

これが長い間繰り返されて能登半島ができたとか。

こわいこわい。

 

昨夜は日本短歌総研の次回刊行歌書の打ち合わせ。

40分遅刻して八丁堀「パンドラ」にたどり着く。

スケジュールの確認、分類についてなど。

 

わが社内では熱だ、インフルだ、コロナだとかまびすし。

ようやく忙しくなるところでコレだよ。

気合の問題だとは言えませんけども。

病気じゃしょうがないもんね。でも、プロはそんなこと

言い訳に出来ないと、思うのだけど。

社内に蔓延しても困る。

 

うまくいかないな。

 

エスパー伊東さんの訃報。

療養中だとの報道を見聞きしたことがあったけれど

まだ、63歳だったそうで。身体を酷使されていたのでしょう。

あの芸は命を削っていたことになるが、誰もみな

命を削って生きているのだ。

エスパーさんと言うと有栖川宮詐欺事件を思い出す。

2003年、東京青山において偽の結婚披露宴を開催し、約400人の

招待客から祝儀や、記念写真撮影権等で金銭を騙し取った事件。

同年10月、「有栖川識仁」と詐称した男と、その「妃殿下」

および関係者が詐欺罪で逮捕された。

エスパーさんが「皇族から招待されるわけない」って

思わないところが・・純粋な方だったのだな。

 

 

おしまい。

 

 

 

 


ごくフツーの出来事。

2024-01-16 12:25:23 | 千駄記

かわきつつ君がためいきするときにまなじりひくき埴輪の顔す 生方たつゑ『白い風の中で』

一読すれば意味のとおるうた。

読者が<埴輪の顔>をどうイメージするかで受け止め方が変わる。

<かわく>とは?<ためいき>とは?<まなじりひくき>とは?

読者の気分次第、いま置かれている立場によって

解釈が変わるのだろう。私には私なりの解釈がある。

 

1/16(火)曇

 

日日いろいろあります。いろいろ起きます。

生きているんだから仕方ないわ~。

 

昨夜も現実逃避していた私。あれこれ考えたところで

行動に移せない夜には映画でも見ていた方が良い。

最近は1.2倍速で見ているからアクション映画の

動きの素早いこと。さすがに1.5倍速は速すぎるよ。

字幕読めないから!

 

能登半島地震は1000年に一度の出来事だったとか。

特に海沿いでは4m以上隆起したらしく、これじゃ

耐震建築も意味をなさない。

地殻変動の繰り返しで現在の地球に至っている。

理屈でわかっていても、それにしてもね。

 

アイスランドの噴火も映像で見るのと、目の当たりに

するのでは比較にならないよきっと。

平らな土地からマグマが噴き出すなんて。

インドネシアのマラピ火山も噴火しているという。

地球にとってはフツーに繰り返されてきた

あたりまえの出来事なのだろう。

 

 

おしまい。

 

 

 

 

 


短歌と大学ラグビーの話。

2024-01-15 12:02:07 | 千駄記

桜田門事件の罪を問われたる妓女滝本と名を残すあり 今井 恵子『運ぶ眼、運ばれる眼』

 

「妓女滝本」と詠まれた瀧本伊能は、桜田門外の変で井伊直弼を暗殺した関鉄之助と

深い関係にあった。関に隠れ家を提供したかどで捕らえられ、拷問の末、獄死する。

桜田烈士の墓の中に「関鉄之介妾伊能遺墳」と刻まれた墓石がある。

『固有名詞の短歌コレクション1000』より。

 

今井恵子は論作共に現代の歌壇をけん引する。

<妓女(ぎじょ)>とは「芸妓(げいぎ)。また、遊女。」のこと。

このうたには<桜田門事件>と<滝本>と「固有名詞」がふたつ

出てくる。史実を述べたに過ぎないと思われる読者もいるだろうが

今井の滝本に対する悲痛な思いがこの作品の背景にはある。

固有名詞の意味を知れば知るほど短歌が味わい深くなる。

 

1/15(月)晴

先週の土曜日、15:10から国立競技場で、帝京大学対明治大学の

第60回 全国大学ラグビーフットボール選手権決勝が行われた。

ゲーム前の校歌にはいつも感動するよ。ボクが学生だった頃は

校歌を歌えたのは体育局の学生だけだったから。

今期無敵の帝京大学(関東対抗戦1位)が明治大学(関東対抗戦2位)に

34-15で勝利し、大学選手権3連覇を達成した。

落雷の恐れありとして、前半20分過ぎから小一時間の中断。

前半は接戦だったが、後半は霙と雪の中、王者帝京が明治を圧倒した。

明治は創部100年。明治が勝てば、マスコミは大いに盛り上がっただろう。

創部54年目のわが帝京は伝統校ひしめく対抗戦グループの中にあっては

歴史が浅い。対抗戦グループは文字通り対抗戦であって、総当たりの

リーグ戦ではない。かつて伝統校が新興校との対戦を拒否するなんて

こともあって、その昔、帝京と慶応の対戦がなかったのは、そのためだ。

未だに根に持っているボク。

 

生業の話は無しだ!

 

 

 

おしまい。