詩歌探究社 蓮 (SHIIKATANKYUSYA HASU)

詩歌探究社「蓮」は短歌を中心とした文学を探究してゆきます。

愛情  立原道造

2016-09-30 09:10:03 | 詩歌採集



 愛情      立原道造


郵便切手を しやれたものに考へだす


      (「日曜日」)





「親父の小言」より

2016-09-28 10:55:17 | 詩歌採集

怪我は恥だと思え


ものづくりの現場では注意に注意を重ねても
怪我人が出ます。
事務所の壁には「親父の小言」なる額が
ぶら下がっています。
たまにはなるほどなと思える小言があります。
本日の怪我人は弊社でもっともベテランの
職人です。




ほんのつぶやき

2016-09-24 09:06:53 | 気になる蓮
東京五輪の予算が
8000億円から2兆円になりそうだ
とか
豊洲市場の建設費が
990億円から2752億円になった
とか
報道はいろいろありますから
掲げた数字が正しいとは断言できませんが
いずれにしても
「材料費や人件費の高騰などで」との
文言がその枕詞につけられる。
この数年で材料費や人件費が
それほど高騰しましたかねえ。
弊社の売り上げも給与も
それに比例して上がっていれば
なるほどなぁとも思えます。
が。



実に町工場

2016-09-22 11:38:45 | 気になる蓮


まもなくお昼です。
今日は旗日で暦に眼を凝らしますと
秋分の日(大安)です。
外は篠つく雨です。

本日はぼくを含めて出勤者二名。
画像のような試作品を作っています。
中国人の青年とあれこれ言いながら。
THE町工場。





称名滝

2016-09-21 17:25:41 | 気になる蓮


称名滝(しょうみょうだき)は、
富山県の立山連峰を源流とする滝で落差350mです。
昨日Upした払沢の滝は60m。
称名滝は落差日本一で国の天然記念物だそうです。
昨年、現場仕事のついでに立ち寄りました。
昨日に続いて今日も半袖では寒いくらいの陽気でした。
滝なんぞ観ると余計寒くなりますね。すいません。

今週は休日ばかりで仕事がはかどりませんが
来週の展示会に出すための新製品を試作中につき
胃が痛い日々です。
明日中には形にしたいと思います。


払沢の滝

2016-09-20 15:00:59 | 気になる蓮


三連休明けいかがお過ごしでしょうか。
休み明けに備えての段取りに追われ
私はあんまり休めませんでした。
とはいえ、短歌教室ひとつをこなし
大書店の短歌コーナの偵察をしました。

休み明けとは言え明後日にはまたお休みが
あるせいか仕事の電話も鳴りません。

本日の画像は払沢の滝(ほっさわのたき)。
東京都西多摩郡檜原村にある滝で
日本の滝百選の一つです。


立ち往生

2016-09-19 12:27:24 | 気になる蓮




「立ち往生」とは、立ったまま死ぬことである。
弁慶が満身に矢を受け、薙刀を杖にして立ったまま
死んだという故事を漠然と美しく思っている。
もはや全くの無抵抗で血しぶきをあげ立ち尽くす。
何の後ろ盾も持たない者が矢面に立つのは
如何ともし難いことなのだろう。




沖遠く

2016-09-16 17:11:29 | 詩歌採集



愛されずして沖遠く泳ぐなり  藤田湘子


画像の句碑は小田原文学館にあるものです。
昨年の十月、歌人12名で小田原に出かけたのです。
もっと遠い昔のような気さえします。

ぼくはご存知のとおり俳句には極めて暗く
ここで初めて知った句です。

沖遠く泳ぐは喩だとしても
海原をクロールで泳ぐ女性を思い浮かべました。
つまり「藤田湘子」を女性だと思っていたのです。
このご時世パソコンで検索すれば
「ふじたしょうし」という男性俳人だとわかります。
男性の句として改めて読み直してみても
ぼくの最初のイメージが変わることはありません。




こちら「蓮」編集部

2016-09-15 16:24:39 | 詩歌探究社「蓮」情報



「蓮」8号は第二稿が終わりました。
発行日付は11月15日ですが、いつものように
早くお届けできそうです。
本が出来上がりますと発送の作業に
少々手間取ります。
せっかちな人が編集部にいるので殺気立ちます。
せっかちじゃない人は我慢するほかありません。

本日の画像は編集部の玄関です。
立原道造の「ヒアシンスハウス」の設計図と
彼の詩原稿が掲げられています。



うた待ち茶房 カフェロータス

2016-09-12 17:56:42 | 詩歌探究館Web


まだまだエアコン(冷房もしくはクーラー)が手放せません。
そういえば最近クーラーって言いませんよね。

それでも朝晩は涼しい風が心地よい。
歌人なら詩心がくすぐられるのでは?
ぼくはちっともくすぐられませんけども。

本日の画像は好評(一部ではの話)頂いた
別冊HASU act.1で特集した
<うた待ち茶房 カフェロータス>であります。
秋口から冬にかけては紅葉が見事でしょうね。
歌集なぞ抱えてしんみり黒珈琲でも啜りたいところです。
ぼくはタバコを吸うので喫煙ルームも備えておけば
良かったなぁと思うしだいです。



九月の蓮

2016-09-11 11:34:43 | 気になる蓮



気になる蓮のコーナッ!!
さて、おそらく今年最後と思われる蓮が咲きました。
向かって左は「小舞妃」、向かって右は「クリスタルビューティー」。
GW中に設えて4ヶ月とちょっと。
ずいぶん楽しませていただきました。




「蓮」8号第一校進行中です。

2016-09-10 12:20:18 | 詩歌探究社「蓮」情報



「蓮」8号は第一校を終えるところです。

また「別冊HASU」act.2は石川幸雄の
自選百首をまとめ、先日完成しました。
蓮本誌とともにお届けする予定です。
ぜひともご笑覧くださいませ。


不安定な天気です。

2016-09-08 12:01:08 | 詩歌探究社「蓮」情報



蒸し暑い毎日です。
本業が忙しくナニモノかの手も借りたい状況です。

画像は大忙しの最中に描いてみました。
疲れてしまいました。


空。

2016-09-05 18:08:10 | 気になる蓮


現場からの帰り道、空があんまり綺麗だったので
運転しながらシャッターを切った。
空っていいもんだなぁと思った。

高校に入って間もない頃、柔道部の稽古に
嫌気が差していた。ぶっちゃけ止めたかった。

土曜日の稽古が終わった後、帰りたくもなかったし。
夕暮れの校舎の屋上へ上がってみた。
このときも空っていいもんだなぁと眺めていた。

すると「キミ」とぼくを呼ぶ声。
振り向くとちりちりの茶髪。ぼくよりも
大きいのではないか。つまり太っている。
先輩の女性であった。
新一年生であるぼくにとって三年生は
ずーっと年上の感じがした。
「キミ、柔道部だよね」
「押忍」と答えて会話が始まった。
先輩は一服しに屋上に来たようだった。
進められたタバコは遠慮して
一時間ほどフツーの話をした。

って、ことを思い出した。


「空あり」のアパートいかな空ありや知らざる空は庵に存す
(『解体心書』石川幸雄)

蓮8号出稿しました。

2016-09-05 08:50:14 | 詩歌探究社「蓮」情報


昨日、編集を一通り終えました。
データを整えてDVDに落とし、
印刷見本とともに印刷所へ投函しました。

画像は目次のサンプルですが
スキャナしたものなので
見難いと思います。
雰囲気だけでも伝わればと思います。