北アルプスに抱かれた大自然の宝庫・奥上高地を散策した。
残雪の山々と新緑、可憐なニリンソウの大群落にも出会えるハイキングで、河童橋B/Tから徳沢まで14km、4.5Hrのコースである。
雄大な穂高の峰が残雪を光らせて、眼前の青空に広がる。ふもとの梓川沿いには新芽が萌えだし、静寂な大自然の雄大さに感動させられる。
かって、神が舞い降りたとされる地、「神降地」ともいわれる所以であろう。
静かな針葉樹林を抜けて、迫りくる峰々を望みながら明神方面へ進むと5月に咲く白い花・ニリンソウが咲き乱れていた。
明神から徳澤方面付近でほぼ見頃の大群落に出会うことができた。数日間しか見られない貴重で可憐な花である。満開になるころには、草丈も徐々に伸びて隠れてしまうからである。
混雑を予想していたが平日のためか、大判カメラも自由に撮影できたが、時間がなくなり途中で引き返した。