TAKEUCHI's PHOTO BLOG

徒然道草の気ままな写真日記です。

残雪と新緑の奥上高地

2013年05月25日 | 新緑

北アルプスに抱かれた大自然の宝庫・奥上高地を散策した。

残雪の山々と新緑、可憐なニリンソウの大群落にも出会えるハイキングで、河童橋B/Tから徳沢まで14km、4.5Hrのコースである。

雄大な穂高の峰が残雪を光らせて、眼前の青空に広がる。ふもとの梓川沿いには新芽が萌えだし、静寂な大自然の雄大さに感動させられる。

かって、神が舞い降りたとされる地、「神降地」ともいわれる所以であろう。

静かな針葉樹林を抜けて、迫りくる峰々を望みながら明神方面へ進むと5月に咲く白い花・ニリンソウが咲き乱れていた。

明神から徳澤方面付近でほぼ見頃の大群落に出会うことができた。数日間しか見られない貴重で可憐な花である。満開になるころには、草丈も徐々に伸びて隠れてしまうからである。

混雑を予想していたが平日のためか、大判カメラも自由に撮影できたが、時間がなくなり途中で引き返した。

_dsf1895

_dsf1924_5

_dsf1976









_dsf203601_2


茶摘みのころ

2013年05月17日 | 新緑

西美濃・池田山(標高900m)の山麓では、「揖斐茶」の茶摘み最盛期を迎えていた。夏も近づく八十八夜のころは、野にも山にも新緑が眩しい。

揖斐川東方の大野町は、バラの栽培が盛んである。バラ苗生産量日本一で、色とりどりの花(150種)、2000株が見頃を迎え、花の香りを漂わせていた。

P5160302

P5160292

_dsf1720

P5160356

P5160370

P5160347

P5160317_3


新緑の上高地

2012年06月10日 | 新緑

久しぶりに、初夏の上高地を訪れた。約3.5Hr自由散策できるので大正池で降車した。梅雨入り前の爽やかな気温で新緑がまぶしい。焼岳、穂高連峰の残雪もかなり溶け雪解け水が静かに流れていた。大正池に点在していた枯れ木は数少なくなっていた。田代湿原から河童橋付近まで随所のポイントでデジカメと大判で一期一会の自然と対峙する。上空には厚い雲に覆われ、穂高連峰の頂上は望めなかったが心地よい散策が堪能できた。途中、修学旅行のエコツアーとも出会った。これからは 梅雨に濡れる緑、霧に霞む神降地 が魅力です。

_dsc337401

_dsc3378

_dsc339001

_dsc3432

_dsc3440

_dsc3443

_dsc3467

_dsc347501


日本の原風景

2012年05月14日 | 新緑

GW明けに、日本の原風景として名高い「越後・松の山x松代」へ遠征した。

この地域は、農村の原風景として「日本の里100選」に認定されており、写真家に人気のスポットで久しぶりの訪問である。

遠隔地のため、新聞社の写真ツアーに参加)

今年の北国は積雪が多かったため、例年よりやや遅めの日程に設定されたが、予想外の気温上昇により、桜・新緑が進んでいた。

美人林のブナ林はまだ残雪も多く、根明けのブナ林からは大地の鼓動が聞こえてくる。鮮やかな新緑がまぶしく、撮りたくなる構図が次々と。。

美人林を後に、美しい棚田の代表・儀名の棚田へ。桜は4月末見頃ですでに新緑となっていた。残雪が多いため、雪を溶かして田植えの準備だという。

翌日は早朝から、星峠、蒲生、天水越の棚田を回った。まだ残雪の多い珍しい棚田風景に出会えた。

大巌寺高原は、まだ積雪が深く、ようやく根明けが始まるころで雪と新緑のブナ林の撮影を愉しむことができた。

_dsc287201

_dsc289401

_dsc292301

_dsc293001

_dsc294701

_dsc296601

_dsc307101

_dsc300101_2

_dsc3055012


新緑の北八ヶ岳・八千穂高原

2011年06月01日 | 新緑

先週、有志による「新緑の八ヶ岳方面撮影会」に参加した。写真が大大好きで、特に大判カメラをこよなく愛する同志たちである。今年は梅雨入りが早く、折しも台風が接近していたが、八ヶ岳南麓の野辺山高原付近に到着すると風雨も無く、穏やかな新緑の風景があふれていた。清里の川俣川には巨大な岩石が転がり、渓谷中で特に景観のよい「吐竜の滝」をじっくり撮影することができた。宿泊先のホテルは、小海線沿いの標高1380m付近にあり、JR線の標高最高地点である。また、野辺山は「星の里」でもある。翌日は、北八ヶ岳東麓の八千穂高原へ。日本一と謳われる白樺林の群生やカラマツ林の新緑が雨に濡れて鮮やかに映えていた。トウゴクミツバツツジも見頃で撮影ポイントは豊富であるが、次第に雨脚が強まり家路に就くことにした。発起人、参加者の皆さまに感謝したい。

<吐龍の滝>

Img_4439 Img_4435 Img_4451

Img_4501 Img_4508 Img_4495 Img_4477


新緑の候

2010年05月02日 | 新緑

五月晴れの大型連休である。木々は芽吹き、竹の子が日毎に伸び、街道には花ミズキが咲き誇り、蓮華・草花が一斉にさきだした。西美濃・竹鼻に樹齢300年以上の古木の藤がある。枝ぶり33mと蔓がきわめて長い。四弁薄紫の蝶形の花房を20cmほど垂れ、ほぼ見頃となり、多くの人が訪れていた。藤で思い出すのは、

「瓶にさす藤の花ぶさみじかければ畳みの上にとどかざりけり」 (正岡子規)

Img_0265 Img_0307 Img_0294 Img_0313 Img_0281 Img_0328


新緑の蓼科・八千穂高原

2009年05月23日 | 新緑

恒例の春の撮影会に参加、大判は荷物がでっかいので信州から名古屋まで迎えにきてくれるのは大変ありがたい。今回は信州蓼科方面の新緑狙いで、この週末は予報通りの小雨模様になり、森や渓谷・滝の撮影には最高の条件だった。蓼科高原の中央に位置する杜鵑峡に蓼科原生林がある。大きく曲がりくねった大木や岩場乗り越える樹根、巨岩に覆いかぶさる巨樹など森の生命力は見事で荘厳な様相を醸し出していた。これを下ると「蓼科大滝」がある。周囲を原生林で囲む滝は他の滝と趣を異にする。滝壺周辺に岩苔があり、東屋もありがたかった。横谷渓谷の最上流部に、「オシドリ隠しの滝」がある。この滝の特徴は河床を覆う緑色のチャツボゴケである。茶色の岩との色彩的な対比が独特の景観を呈し、豊富な瀧水の流れと苔の生育がマッチングしておりいつまでも存続してほしいものである。近くの「御射鹿池」にも立ち寄った。ここで東山魁夷の代表作「白馬」が描かれたというが、生憎の天気で水鏡にはならなかった。翌日は北八ヶ岳・八千穂高原の美しい白樺林の新緑が旬で、雄大でみずみずしい風景を大判カメラにしっかり焼き付けることができた。いつもながら、カメラバスの撮影旅は写真談義が楽しい。デジカメ全盛時になぜ大判か?いろいろ意見はあったが、ピントグラス上に表象される被写体の美しさ故ではなかろうか。現実より美しい像がかぶりのなかで現れる。デジカメやプリズムファインダーカメラで味わえない世界だと思うのですがいかがでしょうか?

・蓼科原生林    ・蓼科大滝    ・オシドリ隠しの滝    ・御射鹿池     ・八千穂高原

2009_05_16_takimeguri_0407_2 2009_05_16_takimeguri_03932009_05_16_takimeguri_04142009_05_16_takimeguri_0418 2009_05_17_takimeguri_0390