梅薫る 2010年03月04日 | 花 王朝びとは梅花を好んだという。万葉集「あをによし奈良の都は咲く花の薫ふがごとく今盛りなり」の中の花は梅のことという。後世花といえば桜のこととされるが、今年も梅が見頃を迎えた。東海地区では、名古屋農業センターに700本の紅白枝垂れ梅が咲き誇っている。ここは、小高い丘の斜面にあり、背景には手入れされた竹林があるので写真を楽しむのに最適です。マンサク、サンシュウなどの花も咲いていました。園内の薫りに触れて春のひと時を楽しみませんか。 「春もやや 景色ととのふ 月と梅」 (芭蕉)