立葵 2010年07月15日 | 花鳥風月 夏の風物詩・立葵が、庭の垣根や街路地を彩っている。アオイ科でフヨウやオクラ(食用)の花に似ているが、すっきりと茎を伸ばし、梅雨入りのころ下の方から咲きだし、てっぺんまで咲くころに梅雨が明けることから、梅雨葵とも呼ばれる。梅雨明け間近に、列島各地は前線が停滞し激しい雨が続いている。無事を祈りたい。 楚々として 遣らずの雨や 立葵 道端に 背筋伸ばす 立葵 のびきって 夏至に逢ふたる 葵かな (子規)