ホンシャクナゲ 2011年05月05日 | 花 鈴鹿山系のホンシャクナゲ群落・鎌掛渓を訪れた。ホンシャクナゲは、高山植物であるが,ここでは標高350m付近に群生し、非常に珍しく国の天然記念物となっている。ホンシャクナゲは、7弁7列・14雄しべの薄紅色の花で、樹齢100年ほどの老木である。屹立する山肌の赤松などの樹林の合間から、凛とした貴婦人のごとき花貌を覗かせていた。萌える新緑とのコントラストが素晴らしく、多くのハイカーやカメラマンで賑わっていた。