関西の秘境・大台ケ原を散策した。
大台ケ原山(1695m)は、多雨地帯で日本百名山、日本の秘境100選の吉野熊野国立公園の一部で、
その景観保護のため特別保護区となっている。
頂上付近(9号目、1600m)に、広大なビジターセンターが整備されていた。
この西側に<西大台>があり、調整区域に指定されており、入山許可が必要である。
今回は<東大台コース約9km>を散策した。起伏は緩やかであるが、尾鷲辻までの2kmは、
石畳が続き狭い散策路からはミヤコザサの絨毯が広がり、倒木した枯れ木には苔が生い茂っている。
牛石ケ原付近に進むと霧が発生し、原生林の幻想的な雰囲気がとなった。
石楠花群落のあるシヲカラ峠方面は、花季終了のため、大蛇方面へ進んだ。
霧に包まれた珍しい<アケボノツツジ>を撮影することができた。
久しぶりの大台ケ原で、片道数キロを往復約4Hrでの撮影コースはかなりきつかったが、
天候に恵まれ大判とデジカメで十分楽しめた。