政党の理念やポリシーが明確にならず、個々の政策についてのお互いの主張に終始しているという、木を見て森を見ずの議論になっていることを感じます。冷戦後の対立構図の終焉から、イデオロギーの違いが明確でなくなってきたことが大きな要因なのかもしれませんが、個別の政策を持って有権者に政党を問うことになったりするのは、本来の政党政治の在り方とは違うような気がします。良識の府とされる参議院の役割を考えたとき、幅広い層のいろんな経験を持った年代の議員を選ぶことが必要ではないでしょうか。単なる政党の人数合わせの選挙に終始している気がしてなりません。
以上