― いよいよ来年は地方統一選挙で改選期ですが、まず、二期8年を振り返ってください。
この8年間で、鏡島地区を中心に、側溝の新設や改修、側溝及び水路清掃、道路補修、街灯整備、通学路安全策の設置、公園整備、橋梁補修など、要望に応じ、数多くの環境整備を行ってきました。その数は優に200を超えます(別表参照)。鏡島は私道が多く苦労する点も多々ありましたが、所有者の協力も得て私道の整備もしました。この私道に関しては、長瀬地区をぜひとも整備したいという思いから、構図と現況を合わせる必要があり、3年かけて法務局の地籍調査を勝ち取ることができ、整備に取り掛かったところです。また、道路拡幅のための寄付がしやすくなるように、測量経費を公費とする制度を市に働き掛け、今年2月に実施の運びとなりました。今年から、実際に寄付行為による道路拡張も進めていきます。
一方、市議会では、文教委員長、建設委員長、監査委員を経験させていただき、数多くの審議を通して、円滑な委員会運営をしてきました。議会質問、また委員会や協議会において、経験を踏まえた数多くの指摘をさせていただきました。特に、かつて学んだ経営戦略や財務会計の経験から、民間の発想による意識改革の必要性を痛感し、財政を中心に数多くの指摘をしました。どの程度改善の効果があったのかを量ることはできませんが、従来にない指摘でないかと自負しております。また、各方面からあらゆる相談を受け、その対応にあたってきました。特に、個人に関することがほとんどであり、公にはできませんが、難しいことも多く真摯に対応させていただいたつもりです。さらに、議員間の議論において調整機能を果たすことも重要な役割であり、多くの時間を割かなければならない時もあります。また、考えをまとめると同時に、資料の収集や整理、調査、議会質問の作成など、やればやるほど時間がとられると言ったところでしょうか。もちろん反省点もありますが、恥ずかしくない仕事をしてきたと自負しております。
以上