きのう何食べた？②

ケンジがうまくてほんとにゲイじゃないかと思う、とよく聞くけど。ぼくは、ジルベールが「ああ、この人ゲイなんかな？」って騙された。


テレビ局のコンプライアンスのせいか、原作からはしょられてるセリフが結構あって、それが残念。


お正月。シロさんがケンジを連れて実家に行って、その帰り道。


マンションに帰る坂道の階段でケンジが立ち止まり、今日がしあわせ過ぎて、


「もう、ここで死んでもいい。」


と言ってシロさんがケンジの肩を抱く。


まあドラマはそこで終わったんだけど、マンガでは「うわっ！キモっ！ホモ死んでほしい。」って通りがかった若者が言って、


「死なないも〜ん！」


ってケンジが言うところに一連のセリフが生きる流れがあったんよね〜。




「あったんよね〜！！」


って話をお客さんにしつこいくらいしてしまった、今日。

買っていい品、悪い品

買っていい見切り品とダメな見切り品の見分け方。


【買っていい見切り品】

大部分がちょっと濃い黄色で、皮の部分が深い緑の野菜の場合。それはたいていカボチャです。カボチャは見切り品であってもそこそこ大丈夫。


【買ってはいけない見切り品】

外側が薄い茶色で点々が付いてる野菜は、ジャガイモである場合が多いです。ジャガイモの場合、太陽に当たって古くなると中身が「緑ぃ〜」になることがあります。
ゴーヤを切って中の種が赤くてビックリすることがありますが、コレは熟しただけで大丈夫です。ジャガイモの「緑ぃ〜」は毒です。食べないように。


って見切り品でもないのにポテサラ作ったら緑ぃ〜やったわ！フンガァァア〜！！



店に、


ストーブ、


出しました。

3日分

知らないおばさんが店の外から声をかけてきて、


「死にたい。」


と言うので「そんなんあかんやろ！フンガ〜！」って怒ったところ。


パートナーがいま手術中で、手術室に見送るつもりだったのに寝坊して行けなかった、とシュンとしてた。


「手術は本人も辛いけど待ってる方はもっとつらいですよね。でもちゃんと手術終わりを迎えてきてあげてください。」


と言ったら調子に乗って病院の悪口とか言い出したので、


「アカンやろ！感謝して祈れ、フンガ〜！」


って言ったら笑ってお礼言って帰っていった。


幻みたいなオバハンやったわ。



この件については、【一日一善】に数えさせていただきます。


3日分くらいやろか？

きのう何食べた？

『きのう何食べた？』はマンガはずっと読んでたけど、ドラマの方は一回目をちょっと見てやめたんよね〜。


なんか実写になると年齢とかリアリティがあり過ぎて見られなかった。


ぼくがすきな感じは、28歳と23歳とかのふたりがピュアピュアしたりキュンキュンしたりして、そこに無理やり自分を投影しながら見る感じ。


しかし、長年の無理がたたって、とうとう28歳にも23歳にも自分を投影出来なくなった。


んでな〜んかドラマ版の『きのう何食べた？』をやっと受け入れたわけ〜。



しあわせがあるとすればここかも知れず、それにしてもぼくは何もできないなあ、と朝ごはんを作りながら思い、でも「そこにいてるだけでいいタイプ」なんかもな、と蝶々に囲まれながら思った。

スカイスクレイパー

冷たい泉に素足をひたして見上げるスカイスクレイパー。



「スカイスクレイパー」って超高層ビルのことやねんって。


好きな服を着てるだけなのに、ついつい重ね着とかしてしまうから、たまに乞食に見える時があって。


こんなことでは淀川でお湯なんか沸かしたら、生活のために沸かしてるみたいになるけど、こういう言い方は失礼かも知れんけどフジコ・ヘミングさんも同類やと思う。



なんかまたいろいろがんばっていこうと思って腹筋はじめた。


そんなぼくの秋。

秋晴れ

秋晴れのなかお墓参りができて、今年も一気に秋冬へと向かう。


直角くらいの角度でぼくの人生上向いてほしい。



蝶々も飛んでたしトンボも飛んでたしバッタも飛んでた。


秋は空が遠くなって宇宙が近くなってお墓参りにはピッタリな感じ。



帰ってきて近所の公園で夜空に向かってブランコいっぱい漕いだ。

献血

ぼくは献血をしたことがなくて。


いまはどうか知らないけどその昔、献血カーの横の注意事項を見たら、「3ヶ月以内に同性とセックスした方は献血できません。」って書いてあって3ヶ月以内に同性とセックスしてないことなど一度もなかったので献血をしたことがない。


ただ、コロナ中は初めてその状況だったのだから献血してみたらよかったなあ〜。



人の役に立つ必要は全くないのだけど、だからと言って、


「人の役に立ちたい。」


と思うこころは否定されることでは全くなくて、人間は難しかわいい。



みんな、むずかしかわいい。

その後の様子

「起きててもせつないだけやからもう寝よう。」と思い電気を消そうとすると。


電気のひもにどこへ行ったかわからなくなってたカメムシがとまってたようで腕に飛び乗ってきた。


ヒィィイ〜！こんばんわ〜！

金木犀

不安としあわせで一日寝てた。

自分の人生を信じたり、疑ったり、でもまた信じて「信じてよかった・・・」と思ったり。


明日は年に一度の墓参り。

恋のお願いはご先祖さまにするのが一番やわ。


こんなにせつない気持ちでいる人の部屋にカメムシが入ってきてビュンビュン飛んでる。

それでも・・・

この3年は苦しく思うことも多くその度に、


「これが恋の苦しみならいいのに・・・。」


と何度も思ったけど。



それは、それで、苦しい。