消えたイントロ

子供の頃、ぼくのことをすごくかわいがってくれた年上のいとこ姉妹がいて、ユーミンや中島みゆきもいとこが教えてくれた。


ある日、いつものように貸してくれたカセットテープを聞こうとした時、間違って録音ボタンを押してしまった。それは小林明子のアルバムで、『恋におちて』のイントロが消えてしまったというわけである。


いまなら普通にあやまれば許してもらえることだとわかるけど、その時は二度と許してもらえない気がした。


ちょうど『恋におちて』のシングルレコードを持っている同級生が見つかり一曲目だけ録音させてもらった。ほっ、として家に帰り聞いてみると、『恋におちて』のラストが2曲目にかかっており、今度は2曲目の『ダイアリー』のイントロが消えていた。終わった・・・。


その後謝ることもなく、いつ「あのテープ返して。」と言われるかビクビクしながら一年くらい過ごした気がする。

ああ、ありがとう

自分の過失により、早速Macの調子が悪くなりカスタマーセンターに電話。まだ、月賦28万残ってるのに・・・。


深淵なる知識と、解決してくれようとする想い、そして何度同じことを聞いても腹を立てない忍耐力にこころ打たれた。


きのうも父の電話を、ガラケーからガラケーに変える手続きのため、auのカスタマーセンターにお世話になったばかり。


みんなやさしい。電話越しなのに伝わってくる。


おかげさまで、今日の分も制作完了。

修学旅行

小中高と、それぞれ修学旅行には悲しい思い出があり。たぶんこれは小学校の修学旅行。



夕飯は鍋でその鍋も終盤に差しかかった頃、誰かが「それぞれ残ったご飯を鍋に入れて雑炊にしよう。」と言った。


普段なら入れなかったと思うけど、旅先の気の緩みからぼくも自分のお茶碗に残ったご飯を鍋に入れた。一瞬の沈黙があり、誰かが「藤代が入れたから食べられへんようになった〜！」と言った。その瞬間自分の気の緩みをモーレツに反省した。


結局その後誰も食べなくなった鍋の姿は今も焼き付いてるけど、それを言った同級生の気持ちは『悪意』とかそんなシンプルなものではなかった気がする。


「これまでの生活を守らないといけない。」とか「誰かが言わなくてはいけない。」とかそういう子供社会の難しい雰囲気のようなものがあったと思う。



当時の作文を読むと、
「親戚に赤福を買わないといけなかったので、自分のお土産は、キーホルダーとマリン帽と十手しか買えませんでした。」と書いてあり、なかなかにエンジョイしている様子で、傷ついたのにどう言うつもりか、と自分のことながら思う。

向上心

冬の間は、1日10時間くらい寝てたけど、あったかくなって創作意欲爆発中。眠る気がしない。


【ファウスト　愛のテーマ】


Macはトラック数を気にせずどんどん音を重ねられるので、


今までキーボードでシャー♪と弾いてたストリングスも、1st.2nd.バイオリン、ビオラ、チェロ、コントラバスをひとつずつ重ね、それぞれの人数編成やオーケストラでの立ち位置なども勉強しながら制作中。


いままで全く勉強などせず、感覚だけでやっていくのをよしとして来たので、自分の中にとんでもない伸び代があることを発見。


フジシロ、ノビシロの春。

あしたは

今日も春みたいだった！

あしたは、特別、スペシャルデイ。


『バレンタイン・キッス』。

春みたいだった

春みたいだったね。


大阪にいても季節の移り変わりはわかり、そして空もすごくきれいな日がある。



何日も前から温度が上がることはわかってたけど、何日も前から温度が上がることを予想してた天気予報がもはやすごい。なんでそんなことわかるのか？教えてほしい。



いまは、昔、サイレント映画の演奏をしていたときに作ったたくさんの曲の中からいまでも空で弾けるくらい気に入ってる曲をまとめだしました。ずっとやりたかったこと。


【散り行く花テーマ】



タイトルは、「散り行く花」だけど、花が咲くその瞬間のシーンのために作った曲。



アルバムにできるまでどうぞ、ぼくよ、飽きないで〜！

備え

自分がコロナにかかった場合を何度もシミュレーションし、マンションに缶詰やカップうどんを運び込む。



いままでは熱出して寝込んだりすると、なぜかいつも偶然くみっぺから連絡があり、店の傘立てにレトルトのお粥やらポカリを置いてくれたりしてた。


ぼくは高熱を出しても普通に食欲ある方なので、「お粥よりミスドの方がよかったかな？」とかバチあたりなことを思いながらお粥食べてましたが。



今回は、そんな風に甘えるのも気が引けできるだけの備えをしておこうと色々運んでる中。



「回復期に食べたくなるかも。」とケーキの缶詰入れたくらいからおかしくなり、



「『雪の宿』も持っていこっかな！」


とか、


「レーズンバターもカロリーあっていいんじゃない！？」とか、



結局正月の準備と変わらない。

『こんばんは、おかあさん』

自分のことが、信用できなくなる日々。



100均でカゴいっぱいの商品を会計中。ぼくの腕にある傘を見て店員さんに、

「傘、違いますか？」

と言われ、「傘ちゃうかったらなんやねん？アンブレラか？」と思ってたら会計前の傘やった。



危ない。危なっかしい。もうちょっとで、おかあさんじゃないのに「ちょっと、おかあさん・・・。」て呼び止められるとこやった。