セラピストのつぶやき

まあ、おもにつぶやきです。オモニ!

没頭と種子島②

2024-06-28 13:57:04 | 離島
春蝶さんの落語を見に行くその前日。



ぼく好みの不思議なことが起きて。


ホットペッパーで予約をくれた新規のお客さんが、


「実はこないだまで種子島に住んでいたんです。」


と言った。



よく見ると、種子島の公演を見にきてくれて、最終日にお土産を買ったスーパーで働いていたお姉さんだった。



「なんで?どうして?どう言うこと!?」



と聞くと実は守口出身で30年近く住んだ種子島から実家に帰ってきたとのこと。



種子島で生まれ育ってスーパーで働いてるお姉さんだと思ってたので非常にビックリした。


そしてなんかめちゃくちゃうれしかった。


島で出会った人に再会するのは、全てを超えてうれしい。



聞くと守口にある中華料理屋さんの娘さんでお母さんもマッサージに来てくれたことのある人だった。


翌日、早速くみっぺを誘って中華料理屋さんへ。


昼下がりの地元の中華料理店でカンパイ。


その後、居合わせたお客さんも巻き込んで話が盛り上がり、


【中華料理店を舞台にした朝ドラ】


のようだったんですが、



それは、また、別の話。










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没頭と種子島①

2024-06-27 21:58:41 | 離島


桂春蝶さん、「落語で伝えたい想い」第十作、『太郎と太陽と大』観に行きました。


「落語で伝えたい想い」は春蝶さんが毎回渾身の力を込めて作り上げる創作落語で、今回は岡本太郎と太陽の塔をテーマにした作品。


1時間半近くの台本を一人で書き、1時間半の落語を一人で演じる。


ひさしぶりにそのエネルギーに触れた。


没頭というエネルギー。


本番に溢れるエネルギーを体感する時、その台本を書いている時の誰も見たことがない没頭を想像してなんかぼくはせつなくなります。



春蝶さんとは、サイレント映画の上映の演奏で種子島に呼んでもらったときに出会ったのですが、


この日の前日、ぼく好みの不思議なことが起こっていました。



つづく。














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沼島

2023-04-14 11:25:00 | 離島


ふんぬ〜!!沼島行きたい。


「ぬしま」と読みます。


きのう淡路島出身のお客さんに、


「淡路島って島ありますか?」


と聞いたところ、


「淡路島が島なんで・・あ!沼島がある。」


と教えてくれたので早速検索。



面積2.71km2、人口473人、離島のため昔ながらの町並みが残されている。



島の神話もバリバリあって、国産み神話で「いざなきのみこと」「いざなみのみこと」を産んだとされている。



もうものすごくすきな感じだ。



淡路島は「日本にとってとても大切な場所だ」とある時からよく聞くようになったし。



次回のアトラクションはこちらに決定〜。








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よし子と琵琶湖③

2023-04-12 17:55:30 | 離島


沖島へは、近江八幡の堀切港から船で10分。


船は1日12便。けっこう出てます。



平日だったけどまあまあたくさんの人が乗っており、「もしかしたら沖島って意外と儲かってるんかもな。」と思った。


家も観光客のために昔ながらの家に見えるようにしてるだけで、いざ入ると床暖なども完備してるのかも知れない。



よしこにそう話すと、


「島全体がアトラクションなんかもよ。」


と言った。



島民も外から通ってる役者さんで実は住んでいないのかも。


そう言えばホームページに、「島の人は夜に漁に出て昼間寝ているので集落では静かにお願いします。」と書かれていたがそれにしても静かすぎる。300人も住んでいるように思えない。



「おばあちゃんも挨拶返してくれるタイプとそうでないタイプがいるけど、振り分け決まってるんかも。」


とその後も我々の【沖島アトラクション説】は止まらなかった。



こんなにたのしい島に往復の船の運賃1000円で入場できるなんてしあわせにも程がある。



早速来月また来たい。













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よしこと琵琶湖②

2023-04-11 15:43:12 | 離島


沖島の人口は270人。琵琶湖に浮かぶ日本で唯一の湖上の有人島です。



歩いて端から端まで1時間弱くらい。と思ってたけど、端だと思ってた厳島神社の先にまだ道があり『見晴らし広場』があると言うので行ってみることに。



結果から言うと30分くらい山を登ったけど『見晴らし広場』には辿り着けず船の時間もあるので山を下りた。



琵琶湖の島にそんなに高い山があるなんて。


見晴らせなかった見晴らしはどんな見晴らしなんだろう?












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よしこと琵琶湖①

2023-04-10 21:20:46 | 離島


JRが異音のため30分遅れてるっつうんで、「こりゃ島へ渡る船に間に合わないぞ。」ってんで近江八幡じゃなくて野洲まで車で迎えにきてもらった。



今年最後の花見は沖島。


桜はほぼ散ってたけど、そんなことじゃなくて、3年ぶりに沖島に来れて、3年ぶりによしこと会えてることが全て。



ここ2、3日は朝起きて外に出る度、


「地球、すき・・・!!」


って気分になってて、そんな中でよしこと沖島。



沖島はどこを取ってもやっぱり沖島で、道も畑も全部すき。



樽に溜まった水が照らされ、古い倉庫の壁に水の影を映し、丸い光が動き続けてるさまを見て、


「マッピングや!中之島公会堂や〜〜!」


と2人で叫んだ。














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湖の上に住む人々を訪ねて 2019

2019-04-16 11:55:20 | 離島
今年も沖島に帰ってきました。



静かで、はかなくて、時がシーンと流れてる、やっぱり不思議な島。

*沖島とは、琵琶湖に浮かぶ島。日本で唯一の湖上の有人島。



昨年、自分たちの乗ろうとしてたバスだけ時刻表から消えていて難儀したので、その反省を生かし潔く近江八幡から堀切港までタクシーで移動。

・・・到着するとちょうどバスも到着してた。



まあよい。堀切港まで送ってくれたタクシーのオッサンは、酔っ払いみたいな楽しい人で、それぞれ自分が行った旅先のいい所を言い合って大いに盛り上がった。タクシーを降りてから一緒に行った友達が、「全然会話噛み合ってなかったで。」と言っていた。お互い自分の言いたいことだけが溢れる人種なのだろう。




昨年は3月末に行ったのでまだ咲いてなかった桜も満開。沖島の桜は枝ぶりが低く、目の高さで静かに咲いてる。
すごく沖島に合った静かで儚い桜たち。



帰りの新快速は、ふたりとも海帰りのように気だるい疲労感で眠りこけた。きっと自分の中から日々のストレスやらなんやらが抜けて行って骨抜きになったのだろう。

振り返ると今日の1日が夢だったみたいな、幻のような一日。








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種子島へ 6. 『月世界旅行』

2018-12-23 02:27:55 | 離島

ギ〜!ぐやしい!ホンモノっぽいわ。

 

 

最終日、午後からは『種子島宇宙センター』に案内してもらいました。
こちらは月曜休館となっております。我々は月曜に行きました。
これから行くみなさんは覚えておきましょう。
中では無重力写真とか撮れるらしいよ!


でも、高台から見下ろした景色はすごいものがあった。海とロケット発射台のコントラスト。
地球と宇宙。
科学と神秘。



いつも、科学は神秘に恋してる。

♪科学はどんな時にも知りたがりやなの 
宇宙がくれた神秘に恋をしてるから♪
ーepo『科学が神秘に恋してる』


月曜に行ってしまっても悔いはなし。


種子島から帰ってからゆるくなってます。
曜日の感覚は薄く、向こうにいてる間コンビニ行かなかったから帰ってからもコンビニに用事がない。


旅に出てリフレッシュした、とよく言いますが、本当の意味で『リ・フレッシュ』しました。

種子島で出会えたすべての人に感謝します。


そして連れてってくれたくみっぺ!ありがとう!


 

 

 

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種子島へ 5. 『地球の呼吸、月の呼吸』

2018-12-19 15:02:36 | 離島
 
最終日、朝。
種子島を存分に感じるために4時半に起床。
くみっぺと2人、まだ明けきらぬ空の下散歩しながら『たねがしまマングローブパーク』へ。
 

明けながら晴れてゆく空。
どこまでも続くマングローブとその向こうに見える山。
空はパノラマに広がる。
いま自分が地球に立っていることを実感した。
丸いものに立っている感覚。
 

この感覚がこの旅最大のクライマックスになりました。
 
 
その後もう一度ふたりで山田さんが教えてくれた海へ。
さっきよりも浜の先端まで歩いてゆく。
沖縄とはまた違う海。
透明に青く、すこし儚いような海。
 
 
 
ふたり沈黙しながら長い間眺めていると、知らぬ間にめっちゃ潮が満ちていて、中洲みたいになりかけてた。ヤバイ。取り残される。
あわてて戻りました。
 
月の呼吸が聞こえるようだった。
 
 


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種子島へ 4. 『山田さん(仮名)』

2018-12-19 12:53:23 | 離島

種子島に行く1ヶ月前。

店にひとりのお客さんが来てくれました。山田さん(仮名)。
 
出産のため里帰り中と言う。「いまはどこに住んでらっしゃるんですか?」と聞くと種子島に住んでいる、と。
 
この偶然にぼくは大変うれしくなり、「島で会おう!!」と言って別れました。
「島で会おう。」とは言ったものの連絡先を聞くのを忘れた。でもまあ島やし「誰かに聞いたらわかるやろ。」と思ってそのまま島に来たけど、種子島は思ってたよりめちゃ広い。
 
 

そんな話をしていると、偶然主催スタッフの方の知り合いやった。これまたすごい偶然。連絡してくれて翌朝山田さんがホテルまで来てくれることに。
 
 
翌朝、ベランダでタバコを吸ってると、向こうから走ってくる山田さんが見えた。
「山田さ〜ん!!」と大きく手を振り叫んだ。
山田さんからは、渚のバルコニーで手を振る聖子に見えたことだろう。


家からぼくの泊まってた宿まで走って10分らしい。種子島は南北に長く、北から南まで車で1時間はかかるというのに。家から走って10分。
こういう奇跡があるから島旅はやめられない。
 

近くの海に案内してもらっていろいろ話した。島での苦労を聞くとあんまりない、と言ってたので安心した。
今回の多くの写真はこの時この海で撮ったものです。

うれしかった!山田さん、ありがとう!



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