ピーナッツの唄

毎日の出来事や、スポーツ観戦、読書や映画等の感想を中心に、好奇心旺盛に書いています。

幻のホームラン

2006-06-12 21:49:26 | インポート
昨夜の巨人Gと千葉ロッテMの雨中戦、実際は上原の好投で巨人Gが当然勝っていた試合だった。
二夜連続の「イ・スンヨク」の2ランホームランが飛び出し主導権を握る展開となる筈だった。しかし1塁ランナーが3塁のベースを「空過」した(ベースを踏み忘れた事を野球ルールではこう表現するらしい)為にランナーがアウトとなり、幻のホームランに終わってしまった。A新聞はマイナス2点と表現した様にこの時点で巨人Gの勝利は無くなったと思った。先発した上原は今の巨人Gでは3点以上を取られたら負け試合と語っていただけに、この凡ヘッドでガックリ来た様だ。
それにしても「イ・スンヨク」はWBCのホームラン王だが対日本戦では「渡辺俊」に完全に抑えられていただけに、昨夜は意地でも打ちたかったに違いがない。そのホームランが幻となってしまった。
試合後の談話で「この事は早く忘れて欲しい、気にしないで欲しい」と凡ヘッドの選手を気ずかう優しさを見せたと言ふ。高橋由、小久保、阿部の主力打者が怪我で戦線を離脱している中での孤軍奮闘ぶりは、かっての韓国球界のスーパスターの意地と誇りを見せつけられた思いだ。
最後はやはり千葉ロッテMが好投の上原から3点を奪い勝利した。

それにしても千葉ロッテMが交流戦、パーリーグで首位を維持出来ているのが不思議な位だ。再三述べている様に今のこのチームの打線には昨年の様な力強さが無く、日替わり打線が何とかお茶を濁している風にしか見えないからだ。しかし投手力は12チーム中随一の安定感がある。何とかこの投手陣が2~3点に抑えているので勝ち越せているのだと思う。

さあ今週で交流戦が完了する。優勝争いをしている東京ヤクルトSとの直接対戦がこの週末に行われる大いに楽しみな事だ。
コメント (2)
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