「わしも族」

夫婦の朝は遅い、９時から～９時半位に起きると、朝食は１０時過ぎになってしまう。そして新聞を読んだり、ＴＶのワイドショーを見ていると直ぐに昼になってしまう。朝食が遅い分昼食は大抵１時半から２時になってしまう。
　毎日の行動はどうもそれからになってしまう。今日は食事材料の買出しの日である。２人だけの生活の為に、買物は２～３日分を纏めて買物をする、こんな時は帰りの荷物がいささか重量が多い時と決っている、運転手を兼ねて小生もお供をすることになる。
　通常の買物や、近くのデスカウント店への買いものは、カミさんが一人で出かける。「一緒に行こうか」と声だけは掛けるが大抵はお一人でのお出掛けだ。しかし超特売の品物がある時は一緒にとの声が掛かる。特売品がお一人様１点や２点限りの時である。小生も心得たもので、カミさんが朝の新聞折込チラシを丹念に見てチェックしている時は買物があるのだと納得してしまう。

　定年後の生活を迎える男性は、「枯れ落ち葉」等と言われるが、当初は色々な事に挑戦をするが長続きがしない、やがて「わしも族」になると言われる様だ。何もする事がなくカミさんが行動する段になり、「わしも一緒に行く」と言ふらしい。四六時中家に居る上に、カミさんの行動まで制限する様ではやがて「濡れ落ち葉」と化してどうしようも無くなる。

　こんな事にならない様に自分なりに考えながらの生活をと思うが、難しいものだ。