因縁の対戦と言ふべきか、甲子園の決勝戦の再現となった試合に早実高が優勝した。
駒苫高の田中投手は今回も残念ながら勝てなかった。
両投手の投げ合いは見事だったが、早実高に軍杯が上がった。
早実高の斉藤投手と駒苫の田中投手の人気が呼んで会場周辺は凄い事になっていた。
昨夜も400人近くが徹夜で球場付近に並んでいたらしい。
今日も球場に入りきれない人達が球場が見下ろせる丘の上から大勢双眼鏡で覗いていた。
TVのワイドショウ等でも、試合経過を順次速報するなど力をいれた放送をした。
カミさんは勿論斉藤投手のファンである。
プロ野球界の王監督や荒木元投手等の早実高のOBの印象が強く残っているせいでもあると思う。
どちらにせよ好敵手の2人の高校野球での活動は今日で終わった事になる。
片方は大学へ、片方は早々にプロ野球界を選択した。
夫々の人生が来年からは違った路になる。「2人の好漢に幸いあれ」と祈りたい。