12/1 からカタール国ドーハでアジア大会が開催されている。
開会式の聖火点灯では、18歳の王子がスタンドの階段を馬で駆け上がり点灯する随分派手な演出を見せた。練習では馬が何度も転倒する場面もあった様だが本番では見事に決めた。
実のところカタールもドーハも名前だけは知っていたが、何処のあたりの国かさえも知らなかった。
しかしドーハで実施された10数年前のW杯のアジア最終予選では、イランに終了間際に同点にされて本選出場を逃がした苦い記憶がある。「いわゆるドーハの悲劇」である。
今回改めてカタールの事を調べてみた。
アラビア半島に突き出た国で、面積は秋田県位の大きさ。人口は75万人程度。しかし石油の資源に恵まれて、世界でも有数の豊かな国であるらしい。首長国でありながら、3権分立を守り確りした政治を行っている。しかし同国の労働力はカタール人が25%程で、外国人の労働力に頼っているのが現状の様だ。
UEA、サウジアラビア、イラン、イラク等と同じくアジア圏の東端に属している。
今回のアジア大会には45ヶ国が参加し各競技を争っている。2年後の北京五輪の前哨戦とも言える大会である。この地区での初のアジア大会だけに、カタールの国の威信を掛けての大会になっている。
既に柔道や競泳での金メダル獲得の報道も出ているが、小数精鋭で参加の日本代表団の健闘を期待したい。
開会式の聖火点灯の模様