ピーナッツの唄

毎日の出来事や、スポーツ観戦、読書や映画等の感想を中心に、好奇心旺盛に書いています。

メジャー挑戦と日本球界

2006-12-23 21:55:19 | インポート
松坂投手、井川投手、岩村選手と相次いでポスティングシステムで来期からのMLBに挑戦が決った。レッドソックス、ヤンキース、デビルレイズの各チームに入団する。
世界中が驚く様な交渉権の入札額があり、世間の注目も浴びた年だった。

遠くは野茂投手が近鉄からドジャースに同じポスティングシステムで移籍し、10年以上に亘り活躍し後進の道筋を付けた事が大きいと思う。
野茂投手は昨年から故障勝ちで特に今シーズンはマイナーリーグで不本意な成績だった。
しかし10年余の実績からMLBから所定の年金支給の資格を得たと言ふ。それも年額1200万を超す年金額になるらしい。素晴らしい事だと思う。
米国のプロ野球界の隆盛振りが伺える話だし、国技として永年親しまれてきた野球界には多額のマネーが動く。
MLBには米国人以外のハングリー精神を持った諸外国からの選手が多数挑戦している由縁である。

反面日本のプロ野球界からは、またまたスター選手の流出は痛手だが後継者を全力を挙げて育てていく必要がある。
幸いに今年のドラフトでも優秀な選手の卵が指名されて入団を果たしている。
各チームの指導者達とフロントが一体となって育成して欲しいものだ。
さらに企業任せにして来た社会人野球の衰退が心配されているが、長年プロ野球界が地域に根ざしたチームつくりと下部組織の拡充に手を拱いていたプロ野球界にも責任の一端がある。

しかし四国アイランドリーグの立上げを行い孤軍奮闘している石毛元選手の例や、先に紹介の野茂投手も野茂ベースボールチームを持ち後続の選手達を育てて行こうとしてしている。
こんな動きの広がりが増えて行く事は日本プロ野球界にプラスになっている筈だ。
プロ野球界も手を差し伸べて応援して欲しい思う。
コメント
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