ピーナッツの唄

毎日の出来事や、スポーツ観戦、読書や映画等の感想を中心に、好奇心旺盛に書いています。

今週の「相棒」とDVD

2007-02-02 18:25:19 | TV DVD
一昨日のATVドラマ「相棒」について書く事とする。
所轄警察から捜査協力費用者への支払い情報が外部に流失して、殺人事件に発展する。
その段階で捜査協力費用の支払いに、不正の存在が疑われる事態が判明する。
世間に公表される事をおそれる警視庁上層部が動き出す。
殺人事件の被害者には何の罪もない、その証拠書類の扱いをめぐり亀山刑事が襲われて負傷する。
亀山刑事の涙ながらの告発で、ついに事態が新聞紙上で公表される事に。

最後は検察庁官房長の動きで、所轄警察に責任を取らせる形で決着。
警視庁官僚の隠蔽体質を鋭く批判し、上層部を突き上げる2人の動き、これが「相棒」のドラマの真骨頂と思った。
退院する亀山刑事に官房長が曰く「特命係を動かしていたのは杉下警部ではなく亀山刑事だったのだなあ」。亀山刑事の心意気や良し。

このドラマのコンビに拍手喝采であった。今シリーズの発端のスペシャルに続く見応えのある内容だ。


先日紹介の100円レンタルに便乗して、今週はDVDで次の3本を鑑賞。

「海猿」(LIMT OF LOVE) 私の評価 C  
今年の興収第2位の映画だ。TVドラマの亜流で結果が読めるだけに、最後の緊迫した場面で主人公2人が大げさな愛の言葉を交わす場面では笑ってしまった。FTV得意のドラマ路線に乗せられた様だ。

「ミュンヘン」 私の評価 A
ミュンヘン五輪の際にイスラエル選手団に対するアラブ系テロへの報復を描いている。宗教問題を超えた永年の抗争が続く国の威信を賭けた戦い。非常に重い問題を感じさせる映画である。中東地区で起こる紛争を目のあたりにさせる。

「インサイドマン」 私の評価 B  
銀行に押し入った強盗団、狙いが絞れない警察側。銀行のオーナーが恐れる秘密金庫の収納物とは。意外な人物の登場で被害者もなく、被害物もない奇妙な解決で終わる。人質を全て強盗団と同じ格好にさせる発想が面白い。

コメント
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