ピーナッツの唄

毎日の出来事や、スポーツ観戦、読書や映画等の感想を中心に、好奇心旺盛に書いています。

安倍総理の反転に期待

2007-02-27 19:11:51 | ニュース 
安倍内閣のが不支持率が遂に支持率を上舞ってしまった。
一連の閣僚達の事務所経費のあいまいさ。国民の気持を逆なでする発言を繰返す無神経な閣僚や与党の幹部達。
官邸サイトの若い人たちの指導力、統卒力のなさが目立っているからだ。

更には多くの自民党員から「挟み撃ち」にあっているのが一因だと言われる。
例えば総理になる前に言っている事と、なってからの言動が異なると指摘される。
ひとつは「靖国問題」だ。参拝する、しないを明言しない。参拝推進派と参拝反対派の双方から攻められる。
経済問題では、小泉改革路線を引き継ぎながら「再チャレンジ」などの名目で国の支出増の道を選んでいる。
反面では「族議員」から地方への目配りがまだまだ少ないと、二つの方向から突き上げられている。

これからの安倍政権に期待されるのは、就任早々に中国、韓国を訪れ関係改善にに努めた事で、両国に対する考え方が随分変わってきた事である。
北朝鮮に対する6者協議でも、総理の中韓訪問で、日中韓3ヶ国の連携がスムーズになったと言はれる。
対外外交が最高責任者の決断で大きく変わる、そんなダイナミックな行動を実践して見せた安倍氏に国民は期待しているのだ。

自民党内の大所帯の中で、支持派と不支持派双方を粘り強く説得して行く必要もある。
時には小泉前総理のあの「すごみ」で相手を圧倒する事も期待したい。

総理が提唱する美しい国つくりには、「企業が儲かる」から皆が「豊かさを実感できる」事が必要である。
企業利益が過去最高になったが、非正規職員の増大や勤務時間の長期化などで雇用が安定していない。
豊かさを実感できるのは労働現場の過ごす時間から、親しい人たちと過ごす時間にあると思う。
「企業から家計に所得が移る」政策が求められている様に思うのだ。

何にしろ戦後で一番若い総理が簡単にくじけてしまい、旧守派の老人達に「若い者には任せられない」と言われては困る。

世代交代の歯車を戻さない為にも、ここ一番安倍総理の踏ん張りを期待したい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする