ピーナッツの唄

毎日の出来事や、スポーツ観戦、読書や映画等の感想を中心に、好奇心旺盛に書いています。

ここまで来たか?

2007-02-19 21:57:17 | ニュース 
ニュースによると茨城県内で16個、栃木県内で9個の半鐘が盗まれているそうである。
あの火の見櫓の上の、銅と鉄の合金で出来たかなりの重量物である。(40~50Kg程の重さらしい)
子供の時には田舎でも集落のあちらこちらに在るのを良く見かけていた。
半鐘の歴史はかなり古くからあるもので、火事や出水の際に打ち鳴らして住民に非常を報せた。
時代劇などの映画やドラマでも重要な役割を担うものだ。
インタビューを受けた方が「あの半鐘は歴史も古く、文化財でもある是非返して欲しい」と訴えていた。
今に有名寺院のあの巨大な梵鐘まで目を付けられかねないかなと老婆心ながら考えた。

さらに最近良く聞く話では、資源不足から金物(特に銅線や鉄材)の盗難が相次いでいる。
工事現場や工事場等から鉄材や銅線が盗まれる事故から、下水道のマンホール等まで被害に遭っている。
公共施設の駐車場のアルミ材のポール等もやはり被害に遭っている。

先日の同級生の会で会った女性は、永らく名古屋で解体業をを営む個人商店に勤めている。最近はビルの解体で発生する鉄筋屑が驚く程の値段で売れていると言っていた。
(余談だがそれに目を付けた国税庁が解体業界に一斉に所得隠しが無いか査察に入ったらしい。)

成長著しい隣国などでも資源不足に嘆いており、どうもその辺にも流れるので値段が高騰しているのではないか。
盗難事故の多数の発生もその辺が原因のひとつではとの予測もある。

現金支払機を重機で丸ごと盗み出す手口や、建物の壁に穴を開けて盗みに入る等の実に手荒い盗難事故も跡を絶たない現状を見ると恐ろしい事である。

それにしても「遂にここまで来たか」の感を持ちました。

コメント
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