スーパーボール ＸＬⅠ

全米が熱狂すると言ふ、今年のアメフットのスーパーボールが開催された。
毎年楽しみに鑑賞する大会でもある。
シカゴとセントルイスの対戦であったが、評判のＱＢマニング選手を擁するセントルイスの圧勝だった。
もうひとつの楽しみは、ハーフタイムショウだ。今年はプリンスが素晴らしいショウを見せてくれた。
彼の情熱的な歌と、マーチングバンド、それに会場になだれ込む観衆が一体となったショウは楽しい。
雨の降り続くマイアミのドルフィンスタジアムは観衆であふれ、全米でもこの日曜日は国民の目が大会に注がれる様だ。
アメフットは今でこそＷ杯大会も行われる程になったが、元来はラグビーと野球からあみ出された米国生まれのスポーツだ。
コツコツと陣取りを重ね、あるいは長距離のパスで大きく相手陣内になだれ込む。この胸のすく様なスポーツは米国人の心を掴んで離さない。
野球、バスケと並んだ米国の三大スポーツのひとつになっている。多くの子供達も夢見るドリームスポーツだ。

こんな年齢になってもこのスポーツの楽しさは堪らない。

一度はスーパーボールの試合を生で見てみたい。そんな事を考えた。