ピーナッツの唄

毎日の出来事や、スポーツ観戦、読書や映画等の感想を中心に、好奇心旺盛に書いています。

中国の若者達は今

2007-02-16 19:55:14 | ニュース 
朝日新聞の夕刊「編集委員室から」の記事が気になり取上げてみた。

中国の街に住む若者達が悲鳴をあげている。「焦慮」(チャオルユイ)の言葉が飛び交う。焦る、いらだつ、の意だ。
若い人向けの中国青年報によると、その焦慮ぶりが顕著になってきていると言ふ。
こんな読者欄の投稿がある。
「超スピードで社会が動く、どの人も止まらない。他の人や社会から取り残されまいと、自分の生活が失われている」
「良い仕事がなく、父母の養育の恩に報いる事が出来ない」
「日増しに上がる家賃や他の支出に給与が追いつかない」

急速に成長続ける経済のもとで競争は一層厳しくなっている。高給の企業に就職できるのは極く一部だ。
医療費や家賃も高騰し続けている。安い給料では苦しい。
一人っ子が多く、両親の期待に応えられないとの精神的な重圧も感じている。

この中国青年報の4000人の調査では、「生活に焦慮を感じる」が71%もあった。
「人生への情熱を失った」とも55%も回答しているらしい。

湖北省の高校のインターネット掲示板にこんな投稿が載った「どこかで飛行機事故が起きて、50人が亡くなった。最初に思ったのはこれで50人分の職ができたぞ」

確かに13億人の人口と、広大な国土を持つ隣国の中国の成長は目覚しい。
それと同時に全国各地で対策が遅れている公害の環境汚染の問題も喧伝され始めている。

将来を担う若者達がこのスピードで成長を続ける中で「心」を歪めてしまう事がないのか心配だ。


今夜の「クスリ」
明日には神戸の生田神社で、陣内智則さんと藤原紀香が挙式する。既に神社の周囲には紅白の幕が張り巡らされて準備が進められている。


   これもアサヒコムから借用

             
コメント
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