ピーナッツの唄

毎日の出来事や、スポーツ観戦、読書や映画等の感想を中心に、好奇心旺盛に書いています。

「 隠し砦の三悪人」を見ました

2008-06-20 16:55:40 | 映画
あまり時代劇を見ないカミさんを誘い、近くのシネマ館で映画「隠し砦の三悪人」を見てきました。
もちろん小生は、黒澤映画の三船敏郎主演のオリジナルの映画は見ています。当時はまだ白黒映画でしたが、実に颯爽と山河を駆け回る主人公に感激した記憶だけが残っていました。「七人の侍」のような、スケールの大きさはないものの、娯楽映画として実に楽しめた映画だとの思い出もあります。

先にリメークされた映画「椿三十郎」が、全く黒澤映画とセリフまで同じな手法で制作されたそうだが、今回の「隠し砦三悪人」は「阿部寛」の主役の侍大将に匹敵する、オリジナル役の山堀人足役で「松本潤」を起用している。戦いに敗れた秋月家の再興を託された、姫君「長澤まさみ」と巨額な軍資金を守り、敵中を突破して同盟国に逃れんとする。それに塞がるスター・ウオーズのダースベーダーを思わせる、不気味な敵方の守将の「椎名桔平」。捕らわれた敵の砦からの脱出劇と、阿部と椎名の壮烈な戦い振りが素晴らしい見せ場になっている。そして無事に同盟国に脱出。しかし軍資金は既に、姫のはからいで領民たちにより先に運ばれていた事が判明する。姫の見事な裏切りだった。そしてあくまでも姫の傍でと誓った松本が、姫に一緒に城に入るように言われるが「裏切り御免」と叫びながら逃げ出す。

エンディングソング「The THREE」の主題歌「裏切り御免」が軽快に響きわたるなかで映画は終わる。若い人たちによるリメーク映画が実に現代風によみがえった、爽やかな感じが見終わったあとの感想でした。

映画の出来は 「B の 上」
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする