ピーナッツの唄

毎日の出来事や、スポーツ観戦、読書や映画等の感想を中心に、好奇心旺盛に書いています。

昨夜の「龍馬伝」から

2010-05-24 11:38:31 | TV DVD
 NHK「龍馬伝」が益々面白い。日曜日の8時からのゴールデンタイムは、野球中継や他の番組が見れるように、小生はBSハイビジョンで6時から始まる放送を先に見てしまう。(多くの皆さんよりチョッピリ早く見ているのだあ

 昨夜の回では、一部の過激派公卿に踊らされた、攘夷派の面々が追い落とされる政変の時を迎えている。正直に攘夷を実行してイギリス艦隊に完敗した長州藩と過激派公卿が薩摩藩の画策で都落ちする。そして龍馬の郷里土佐藩でも、大殿の容堂公の変心で、平井収二郎の切腹。武市半平太の逮捕、勤王党の解体など激動の時期に入る。武市の命令で暗殺を続けたきた岡田以蔵も司直から追い回されて最後のときを迎えていた。

 官軍塾で大勢の仲間達と訓練に励む龍馬だが、幼馴染の仲間達の重なる悲運を知るに付け、仲間を助ける為に、郷里土佐に帰りたいと勝麟太郎に申し出る。しかし勝は、今、土佐に帰ったらお前は確実に死ぬことになる。今の急務は官軍を早く創る事だと諭す。確かにこの時期に龍馬が土佐に戻ったら、以降の龍馬はなかったと思われる。

 一方、土佐では岩崎弥太郎が貧困のどん底の生活を送っていた。坂本家の援助を受けて買い集めた材木が売れないで悩んでいる。しかし材木を売るには買う人の気持ちを知ることだと悟ったときに、材木が全て売れる。実業家岩崎弥太郎がいよいよ表舞台に出てくる予感がする場面でした。

 類まれなる先見の明を持った、勝のもとで人間的にも成長を遂げようとする、坂本龍馬の前途は多難だが、おおいなる展望も見えてくる。歴史的に見て、今後のこのドラマの展開がある程度予測できるのだが、新しい観点から書かれているこのドラマの今後ががやはり楽しみである。

バラの花をご紹介

           
コメント (4)
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