ピーナッツの唄

毎日の出来事や、スポーツ観戦、読書や映画等の感想を中心に、好奇心旺盛に書いています。

チームバチスタ2・最終回異聞

2010-06-23 16:44:08 | TV DVD
 フジTVドラマ、チームバチスタ2の最終回を見ました。速水ドクターが瀕死の状態で緊急病棟に運び込まれるという事態にどう決着を付けるのか、よそながら心配しておりました。既に映画化されたドラマだけに、フジTVはこのドラマを原作から結構、逸脱した形で進めざるを得なかった様で、昨夜の最終回の構成にはいささか無理があったと言わざるを得ないと思いました。

 元々このドラマの原作「ゼネラルリュージェの凱旋」は、カリスマ的な卓越した医療技術を持つ緊急医速水の特異な人物像を通して、緊急医療現場の危機と、病院内の複雑な人間関係を描いているものである。しかし何故か?フジTVのドラマになってしまうと緊急病院に搬入される患者の珍しい病例と医師たちの対処に焦点が移ってしまうようである(緊急病棟24時やコードブルーの成功が忘れられないのだろうと思う)。

 前にも書いたが、このドラマと前作も、小生は映画化された方が好きである。単に主演者が映画では阿部寛、竹内結子のコンビだからと言う訳ではない。ドラマでは沖村トオル、伊藤隆太のコンビには、事件の本質に迫る迫力がどうも不足しているのではと思うのである。

 原作本の作者の海導尊が大好きであるが、このTVドラマ化には大いに不満を持ってしまった。



 
コメント
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