巨人Gの清武球団代表が、先日わざわざ記者会見を開き、来年度のドラフト会議で東海大学の菅野投手を1位指名することを発表した。彼はご承知の通り、原巨人軍監督の甥にあたる。清武球団代表は「巨人としての意思を鮮明にし、選手に敬意を示したかった」と語ったが、小生はこの会見を知り、アレーどうして今の時期にと違和感を持った。
そうしたら今朝の朝日新聞に「誰のためのドラフトか」と題した「EYE」のコラムが目についた。果たして小生と同じ感想を持った筆者の編集委員は、今季ドラフトで巨人軍が中央大学の沢村投手を単独指名出来たのは、ドラフト直前に「希望球団以外なら大リーグ入り」と言う情報が流されたのが決め手になったと指摘する。
ドラフト制度が実施されてから、例の空白の1日事件が思い出されるが、ドラフトでは思い通りの選手が獲得できないとの一部の球団の主張で「希望枠」と称する制度が実施された。しかしこの制度では「裏金」の横行という大きな弊害を産み、現行のドラフト制度に戻っている。
最近のプロ野球で、パ・リーグの各球団の勢いが感じられるのは、ドラフト制度でより有力な選手たちが、各球団に均衡に入団出来ているからだろうと思う。球界全体のことよりも自球団の戦力拡充に走るあまり、ドラフト制度の骨抜きを画策するが如き動きがあるとすれば、プロ野球フアンとしては残念と思うしかない。
そうしたら今朝の朝日新聞に「誰のためのドラフトか」と題した「EYE」のコラムが目についた。果たして小生と同じ感想を持った筆者の編集委員は、今季ドラフトで巨人軍が中央大学の沢村投手を単独指名出来たのは、ドラフト直前に「希望球団以外なら大リーグ入り」と言う情報が流されたのが決め手になったと指摘する。
ドラフト制度が実施されてから、例の空白の1日事件が思い出されるが、ドラフトでは思い通りの選手が獲得できないとの一部の球団の主張で「希望枠」と称する制度が実施された。しかしこの制度では「裏金」の横行という大きな弊害を産み、現行のドラフト制度に戻っている。
最近のプロ野球で、パ・リーグの各球団の勢いが感じられるのは、ドラフト制度でより有力な選手たちが、各球団に均衡に入団出来ているからだろうと思う。球界全体のことよりも自球団の戦力拡充に走るあまり、ドラフト制度の骨抜きを画策するが如き動きがあるとすれば、プロ野球フアンとしては残念と思うしかない。