今日は、前にもこのブログで紹介したことのあるこの映画を夫婦で鑑賞してきました。
原作はアメリカ人に手によるものだが、太平洋末期のサイパン島の日本軍の玉砕の場面から始まる。圧倒的な軍備力で蹂躙されるなか、 奇跡的に生き残った大場栄大尉(主演は竹野内豊)は、追い詰められる中で47名の敗残兵をまとめ、一人でも多くの敵兵を倒して日本軍の勝利を夢見ていた。そして密林のなかで逃げ惑う民間人200余名をも敵軍から守る決心をする。
彼は軍人でなく学校の地理の教師だったが、豊富な地理の知識を活かして、少ない武器を駆使してアメリカ軍を翻弄する。やがてその不屈の戦いぶりとその誇り高い魂は敵将を感動させると共に畏敬の念をさえ抱かせることになる。そんな彼をアメリカ軍はフォックスと呼び全軍を挙げて追い詰めようと図る。
やがて日本は降伏し終戦を迎えたことを知るが、生き残った民間人を米軍の収容所に送り届けながら、自分たちはあくまでも日本人軍人らしく降伏を拒み続け戦いを続ける。しかしそんな彼らにアメリカ軍は降伏に代えて誇りある撤退を勧める。
終盤に、威儀を正して軍隊小唄を声高らかに歌いながら、密林の中からアメリカ軍の前に行進して来る大場隊。不覚にも小生は涙をこらえることが出来なかった。さらに廃屋で助けられた赤ん坊を抱きながら、大尉とヒロインの看護婦(井上真央)が遠く海の彼方の日本の空を見つめる、この映画の最後のシーンに重なる「椰子の実」のバイオリン演奏が実に印象的でした。
この大尉と共に日本に帰還した多くの方は戦後も元気な日を送ったと聞いている。この映画は開戦70周年、終戦後66年を迎え多くの日本人が戦争を知らない世代になっている。戦争の悲惨さと平和の有難さを現代の若い人たちに知ってもらいたいとの意図もあって制作されたのかなあと思っている。
是非、多くの方が家族の皆さんとご覧頂きたい映画だと考えます。映画の出来は久しぶりに A と評価した。
映画のチラシである
原作はアメリカ人に手によるものだが、太平洋末期のサイパン島の日本軍の玉砕の場面から始まる。圧倒的な軍備力で蹂躙されるなか、 奇跡的に生き残った大場栄大尉(主演は竹野内豊)は、追い詰められる中で47名の敗残兵をまとめ、一人でも多くの敵兵を倒して日本軍の勝利を夢見ていた。そして密林のなかで逃げ惑う民間人200余名をも敵軍から守る決心をする。
彼は軍人でなく学校の地理の教師だったが、豊富な地理の知識を活かして、少ない武器を駆使してアメリカ軍を翻弄する。やがてその不屈の戦いぶりとその誇り高い魂は敵将を感動させると共に畏敬の念をさえ抱かせることになる。そんな彼をアメリカ軍はフォックスと呼び全軍を挙げて追い詰めようと図る。
やがて日本は降伏し終戦を迎えたことを知るが、生き残った民間人を米軍の収容所に送り届けながら、自分たちはあくまでも日本人軍人らしく降伏を拒み続け戦いを続ける。しかしそんな彼らにアメリカ軍は降伏に代えて誇りある撤退を勧める。
終盤に、威儀を正して軍隊小唄を声高らかに歌いながら、密林の中からアメリカ軍の前に行進して来る大場隊。不覚にも小生は涙をこらえることが出来なかった。さらに廃屋で助けられた赤ん坊を抱きながら、大尉とヒロインの看護婦(井上真央)が遠く海の彼方の日本の空を見つめる、この映画の最後のシーンに重なる「椰子の実」のバイオリン演奏が実に印象的でした。
この大尉と共に日本に帰還した多くの方は戦後も元気な日を送ったと聞いている。この映画は開戦70周年、終戦後66年を迎え多くの日本人が戦争を知らない世代になっている。戦争の悲惨さと平和の有難さを現代の若い人たちに知ってもらいたいとの意図もあって制作されたのかなあと思っている。
是非、多くの方が家族の皆さんとご覧頂きたい映画だと考えます。映画の出来は久しぶりに A と評価した。
映画のチラシである