ピーナッツの唄

毎日の出来事や、スポーツ観戦、読書や映画等の感想を中心に、好奇心旺盛に書いています。

東京マラソンで

2011-02-28 18:18:37 | 独り言
 今年で5回目を迎えた「東京マラソン」が昨日開催された。3万6千余のランナーが参加したが、3万2.4千人が完走した。東京の都心を走り抜けることで人気が沸騰しているこの競技には多くの一般市民ランナーが参加できると共に、マラソンの世界選手権の日本代表を選考する大会も兼ねていた。

 そこで日本選手のトップとして3位に入賞したのは、埼玉県職員の「川内優輝」選手である。記録は自己最高を4分も短縮した見事なものだった。この川内選手は他の多数の選手と異なり、実業団に所属することなく勤務の合間に練習している、市民ランナーであることが注目を集めている。

 TVのインタビューでは有給で世界選手権に出場することを表明している。さらに毎日走り続けている日課から賞品の乗用車は不用なのではと意地の悪い質問には苦笑していた。江漢・川内選手の今後の活躍をも期待して応援したいと思う。

アサヒコムから写真を借用の川内選手のゴールイン

                  
 

 
 
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大相撲を再開すべし

2011-02-28 12:21:03 | スポーツ一般
 今朝の朝日新聞「朝日歌壇」欄に次の歌が掲載されている。東京都 影山 博さんの 「特養のテレビ桟敷に待つ人がいかに嘆かんこの春場所を」 である。

 大相撲界を震撼させた野球賭博の捜索の中、力士たちが遣り取りしていたケイタイのメールで、副産物的に本場所中の取り組みで「八百長」相撲を伺わせる内容が判明した。現在は相撲協会を中心に真相究明をはかっているが、取りあえず3月の大阪で開催予定だった「春場所」が中止された。上記の歌は老人たちが楽しみにしていた春場所の中止を残念に想うことを述べている。

 小生も大相撲の春場所の中止は実は已むを得ないことだと頭の中では思いつつも、早急な再開を望むひとりである。ただ今回のメールで疑惑の渦中にある力士は出場停止とする。そして既に設置されている取り組み監視室の機能を強化して、無気力相撲と判定した力士は厳しく罰則を適用する等々で「八百長」相撲の入り込む余地を無くすことである。

 同時に早急な相撲協会の改革を実行するすべきだだと考える。現在力士は700人余が存在するが幕内、十両以外の力士たちには、わずかな出場給が出るだけである。その幕下以下の力士にもプロ野球の育成選手の様な一定の保障を考える必要がある。これには今までの部屋別の育成方法でよいのか、親方制度が必要なのかの問題の論議も必要になってきている。入場券の販売や食事やお土産等の販売の利権が、一部の茶屋の元に集中する風習もあると聞く、それらも含めた改革まで進まなければ公益法人格を与えることは出来ないのではないだろうか。

 小生は前に長い伝統を持つ歌舞伎界のあり方がひとつの参考になるのではないかと書いたことがある。「松竹」と言う法人が興業部門を受け持ち、且つ俳優たちも所属させ、俳優たちの徒弟制も利用しながら、若い俳優たちも育てていて今日の隆盛がある。

 あの巨漢たちの力士が真摯にぶつかり合い、戦う相撲は我が国以外に見られない「格闘技」である。小生も子どもの時から親しんだ大相撲の再開を待ち望んでいる。
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