ピーナッツの唄

毎日の出来事や、スポーツ観戦、読書や映画等の感想を中心に、好奇心旺盛に書いています。

パン屋さんで

2011-04-03 12:54:25 | 独り言
 我が家のカミさんはパンが大好きである。朝食ももちろんパンにしているが、昼もパンでと良いわと言う。出来れば散歩を兼て石釜焼きパンを食べに行きたいと言うが、腰痛で出掛けるのもままならない。

 そこで小生がパン屋さんまで出掛けて、カミさんの好きなパンを選んで、レジでの支払いを待つ列に並んでいた。そしたら足元にレジ前で支払いをしていた人達の方から500円硬貨が転がってきた。小生が拾い上げて、500円硬貨を落とした方はおりませんか、と尋ねたが自分のだと言う方がおられない。レジに並ぶ店員さんも、落した方はおられませんかと声を張り上げて聞いたが誰も手をあげない。ある年配のおばさんなどは財布に小銭が幾ら入っていたか分からないと言う。

 困った小生は、誰もいなかったら義捐金の箱に入れますよ!、と声を張り上げたら、列に並んでいた方々もそれは良い考えだわと笑いながら答えてくれた。そしてレジに「義捐金に入れて下さい」と言いながら渡してきたのでした。小生の周囲では、特に今回の震災では被害を受けてはいない。しかし被災した方たちのご苦労を自分たちのものとして、こんなところにも支援の輪が芽生えているのだろうと思ったのでした。

 先ほどTVを見ていたら、日本赤十字と共同募金会に集まった義捐金はすでに「870億円」に上っているらしい。しかしこれらの義捐金は片山総務大臣よれば、被災者の方の支援に、どう配分するかが決まっていないと述べている。被災地の自治体も混迷を極めている、被災した方たちの支援に政府が早急に対応を決めて、少しでも早く役立てて欲しいものだと思った。 
コメント (4)
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