豪雨のニュースに憂慮する

　既に梅雨明けした筈の日本列島の各地に、今度はゲリラ豪雨の襲来である。そして新潟、福島方面では猛烈な豪雨の影響で大きな被害が発生している。河川の氾濫や土砂崩れの被害もあり、特に福島県只見町では全町民が避難しなければならない危険な状態だと報じられている。

　南からの温かい湿った大気と、北からの冷たい大気がぶつかり合う梅雨前線が、両県の上空に居座っている影響だとのことである。この梅雨前線は朝鮮半島の韓国にも豪雨をもたらし、ソウル市内でも河川が氾濫し多数の死者も出たニュースを見たばかりであった。今日から明日に掛けてまだまだ大雨が残るようで、太平洋側に降りてくる前線は関東北部まで含む広い各地にさらに被害を齎すのではないかと心配される。

　考えて見れば日本列島は、昔は秋口からの台風の襲来が大雨を齎し、河川の氾濫や大風による被害が出ていた。しかし最近は夏の時期になると各地を襲うゲリラ豪雨に悩まされるようになっている。これも世界全体を覆うようになっている異常気象の現象のせいだと思ってしまう。困ったことである。

　新潟、福島では７年前にも、今回と同様な被害を受けた大雨が発生している。今後の被害がさらに拡大しない様に祈るだけである。

ひまわりのデジブックから好きな写真を１枚。珍しい４０数年前の２眼レフカメラを構えている若い女性がいました。

　　　　　　

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