ピーナッツの唄

毎日の出来事や、スポーツ観戦、読書や映画等の感想を中心に、好奇心旺盛に書いています。

警察モノ小説(2)

2012-08-22 16:30:16 | 読書
前回は大沢在昌の、・「新宿鮫」シリーズと、今野敏の・「隠蔽捜査」シリーズを紹介した。

今回は最近TVドラマで放映されたふたつの小説シリーズの内、ひとつを紹介してみる。この作品等々は、
小生も文庫本になってから読み始めたもので単行本としては、大分前に刊行されているのだろうと思う。

そのⅠ・は誉田哲也著の「ストロベリーナイト」シリーズである。姫川玲子警部補は女性ながら、警視庁捜
査一課捜査十係第2班(通称姫川班)の主任である。警察モノでは珍しい女性が主役の小説で、先にTV
ドラマになっている「ストロベリーナイト」では連続怪奇殺人事件を扱っている。主任として男性部下を指揮し
ながら犯人に迫る力量の持ち主でもいある。

続いてはやはり同じくTVドラマになっている「ソウルケイジ」がある。切断された手首だけ発見された人物
のナゾを追う姫川班、そこには長い間の人間の愛憎劇が秘められていた。

さらに「シンメトリー」が続いている。鉄道の線路で死体となって発見された人物の、意外な過去と犯人の
関係、こちらもTVドラマ化されている。冒頭の死体発見の際の態様が事件の鍵を握っている。

そして最新刊が「インビジブルレイン」である。この刊では姫川警部補が警視庁上層部が禁じた人物の捜査
を極秘で実施して、犯人像に迫りながら、暴力団の人物と恋におちる場面が出てくる。男性勝りの姫川警部
補が始めて女性らしい感性をみせるのである。

このシリーズのTVドラマでは、姫川警部補を女優の竹内結子さんが演じている。情報によると最新刊の「イ
ンビジブルレイン」は映画「ストロベリーナイト」として来年に公開される様である。周辺の警察関係者はTVド
ラマで演じている俳優たちが出演するほか、大杉たかおさんが主演するらしい。こちらも楽しみに拝見したい
と思っている。

最新刊「インビジブルレイン」である

                  

コメント (2)
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