ピーナッツの唄

毎日の出来事や、スポーツ観戦、読書や映画等の感想を中心に、好奇心旺盛に書いています。

アツパレ!・ヤングなでしこ

2012-08-31 17:54:28 | サッカー
 昨夜の女子サッカーU20W杯戦。日本代表のヤングなでしこは3-1で宿敵韓国に完勝している。会場の
 国立競技場には、なでしこ戦の試合を上回る24.000人のサポーターを集めたとか。

 領土問題でぎくしゃくしている時期だけに、この試合の完勝の結果に溜飲を下げたとは思いたくないのだが、
 ヤングなでしこ日本代表のベスト4入りの成長ぶりには正直驚いている。

 4日には決勝進出を懸けた戦いが控えている。姉貴分のなでしこに続いての優勝を期待したい。
 
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警察モノ小説(3)

2012-08-31 12:51:14 | 読書
 今回の作品は仲村トオル主演でTVドラマ化されている、堂場瞬一著の「アナザーフェイス」シリーズである。

 警視庁捜査一課の刑事であった主人公小松哲は、妻を亡くして小学生の子どもの面倒を見るために、定時
 で帰宅出来る、刑事総務課勤務への配転を希望して、現在は事務関係の仕事に就いている。

 ところが彼には捜査手法の特技(容疑者を自白に追い込む)があり、その手腕を惜しんだ警視庁の上層部
 が、発生する事件に従事させることで事件の解決を図るのである。

 第一作「アナザーフェイス」は、ある銀行支店の行員の子どもが誘拐される事件が発生する。身代金に受け
 渡しに東京ドームを指定されるが、まんまと身代金が奪取される。そこで主人公が被害者宅へ張り付き、
 事件の解決に協力するように命じられる。誘拐された子どもは無事に返されるが、残る誘拐事件の解決に
 粘りり強く活躍する刑事たちの活動を描いている。

 第二作「敗者の嘘」は、被疑者死亡のまま解決済みとされた事件に、自分が真犯人だったと名乗り出た
 女性弁護士がいた。どう見ても女性の犯罪とは断じ切れない警視庁上層部は、主人公にこの女性弁護士
 との接触を命じて真相を探らせる。真犯人とされながら死亡した被疑者と、今回自首してきた弁護士とは
 どんな接点があったのか。粘り強い捜査の結果でその嘘を暴く事で解決を図る。

 第三作「第四の壁」は、主人公が学生時代に所属した劇団から創立20周年記念公演に招かれる。その
 公演の舞台中に出演車がが死亡する事件が発生する。今やTVや映画で俳優として活躍する昔の仲間も
 参加する記念公演で起こった事件。さらに劇団の主宰者も死亡する事件が発生する、主人公は否応なし
 に捜査を担当する。何がこの劇団であったのか、20年も前の事から調べ直し解決を図ろうとする主人公。

 この小説の主人公は、俳優を志した時代の修練で鍛えた対人との駆け引きで、何時の間にか犯人を自白
 に追い込んだり、立て篭もり犯人を説得するできると言う特技があるのである。ただこの小説はかなり理屈
 ぽいところがあり退屈なのが難である。子どもの面倒を頼む亡き妻の母親とのやりとりも面白い。

              
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