熟女たちの中で

　残念ながら、題名から想像するような色っぽい話ではない。

　簡単な朝食を済ますと、新聞を見ながら今日はどうしようかと考えてしまう。一番手っ取り早いのはジムに
　出掛けることである。カミさんを誘ったが、いささか寝不足気味なので家でゆっくりするはと言われる。

　そこで１２時過ぎから実施されるアクアビクスを目指してジムに出掛けてみた。平日の午前中は子ども向け
　のスイミングスクールも無いこともあり、プールを含むアクアゾーンは高齢者の方ばかりである。

　予定されたアクアビクスは３０人ばかりの参加者だが、何と男性は小生ひとりである。回りは全て高齢者の
　熟女の皆さんばかりであるが、インストラクターの先生は４０歳前後の女性で、ビートの効いた音楽に合わ
　せて結構きつい運動を指示される。時間は４５分だが、終ってみればヘトヘトである。

　隣りにいた小生と同年齢の女性は、１５分ほどでリタイアしてプールを上がってしまった。しかし何度もこの
　体操に参加されている女性の皆さんは非常に元気で動き回っている。

　先生は、一番隅っこで動き回っていた小生も目に付いていたらしく、終ってプールから上がった時に元気で
　動かれていましたよと声を掛けてくれたのが救いでした。( ^)o(^ )

　今日も熟女の皆さんに大いに圧倒されてしまったのでした。