自民党安倍総裁誕生

　本日行われた自民党総裁選挙で、安倍元総理が新総裁に選出された。一回目の投票で石破候補が１位
　なったが、過半数に達しなかった。その為に２位の安倍候補との国会議員による決選投票が行われた。
　その決選投票の結果で、安倍候補が逆転で新総裁に選出されたのでした。

　今回選出される新総裁は、近い内に実施される衆議院総選挙の結果では、次の総理に選出される可能性
　を持っている。それだけに注目を集めていたのでした。これまでの自民党では、過去の総裁経験者が再び
　総裁に選出された例はない様である。

　ただ我々は、６年前に病を得たにしても、唐突に総理の座を投げ出した安倍元総理には大いなる不信感を
　持っている。この度は病を克服して再度総理の座を目指す安倍新総裁の活動を注視して行きたいと思う。

　一回目の投票結果である
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　新総裁に選出された安倍元総理
　　　　　　　　　　　　　　　

ぼた餅とおはぎと

　今朝の朝ドラ「梅ちゃん先生」で、久し振りに我が家の帰ってきたお母さんに「おはぎ」をつくって貰う場面が
　出て来る。その場面を見ていて、郷里山形で子どもの時から、亡母が良くつくってくれた「ぼた餅」のことを
　思いだしていた。成人になってからも、帰省するたびに、子どもの時から好きだったからと母親はこの「ぼた
　餅」をつくって食べさせてくれた。

　郷里山形では「おはぎ」ではなく「ぼた餅」である。確か中学生の時に、近隣の幾つかの村の中学校の連
　合の学習会があった。最後の質問の時間に亡き親友のＥ・Ｔ君が「ぼた餅のことをおはぎと呼ぶのは何故
　ですか」と聞いたのでした。その時に綴り方教室で有名になった隣村の中学校の「無着先生」がおられて、
　例のずーず弁で「ぼた餅は春の牡丹の花の咲くころに食べるからぼたん餅、そして秋は萩の花が咲くころ
　に食べるからおはぎと言ったんだあ」と答えてくれたのでした。
　
　ＴＶドラマでも、戦後の浮浪児だったヒロシ君を元気づけるために、お母さんにおはぎをつくってもらう、そん
　な場面を見ていて、小生にとってもおはぎには特別な思い出もあるのだと痛感したのでした。