別品と別珍

　最近のサントリーウーロン茶のＣＭに登場する「ファン・ビンビン」さんのことを、朝日新聞「ＣＭ天気図」の天野さんがコラムに書いている。

　このＣＭは熱々の小籠包を美味しそうに口に運び、ウーロン茶を飲むだけの単純なものだが、これまでサントリーが発表してきた、ウーロン茶のＣＭに登場する、多くの中国人に共通する、彼女の健康で、ふくよかな表情の顔は、別品だと絶賛している。

　本来、中国では物事をはかるモノサシに１品、２品、３品、と表現するが、その上をいくのが別品だと言うのである。改めて彼女の写真を眺めてみたが、故夏目雅子さん似であり、さらに仲間由紀恵さんの横顔にも似ていると思った。そう言えば、健康でふくよかな表情を持つ日本人が最近は少なくなった、との指摘も現代の日本が持つ悩みのひとつであり、耳が痛い話である。

　天野さんの言を借りれば、政権交代を託した、鳩山前総理が別品のひとりだと思ったらしいが、「別珍」だったと締めくくる。こちらも現代の日本の現状を表していて哀しい話である。

　　　　　　　　　　　　

ドロップス

　近くの市営図書館に頼んでいた本が、ようやく順番が回ってきたとメールで連絡がきた。３月１１日に予約を出してから、何と５ヶ月が経過している。図書館のＰＣに予約した時には１１２人の待機者がいた。そしてその新刊は市内の図書館で合計１５冊が購入されている。その順番待ちだったのだ。人気のある新刊は、これが普通のようである。しかし今時の新刊の値段を考えると、小生と同じような境遇の方々も、延々と順番待ちは仕方がないのだろうと思ってしまう。

　先日、カミさんが近くのショッピングセンターの駄菓子屋さんで、遊びに来た孫に欲しい菓子類を選ばせていた。その時にカミさんは「じいじが喜びそう」と、昔懐かしい「サクマのドロップス」の缶入りを見つけてくれた。思えば子どもの時に買ってもらった記憶があり懐かしい。缶は昔のままであり、時々、ひとつぶづつ口に入れて食べている。控えめの甘さも昔と変わらない。

昔懐かしい缶入りのドロップスが嬉しい。

　　　　　　　　　　　　

映画「借りぐらしのアリエッティ」

　アニメ映画の「借りぐらしのアリエッティ」をカミさんと見てきました。実はＮＨＫの番組で「ジブリの秘密」と言う番組で、この映画の製作秘話を見ていて、夫婦で機会があれば見に行こうと話していたのでした。

　本来この映画は、夏休みに我が家に来ていた孫に千葉で見せて欲しいと、ママがチケットを２枚用意して持たせていたのでした。ところが孫は「仮面ライダーＷ」の映画を見たいとのことで、小生が付き合って見せていました。そしてこのアニメ映画は、じいじとばあばでどうぞとチケットを夫婦に置いて帰ったのでした。

　人間の世界に隠れて、ある家の床下にひっそりと暮らす「小人たち」。ある日小人の子どものアリエッティは、その家に療養にやってきた少年に見つかってしまいした。そこから人間社会に興味を持ったアリエッティと少年の交流が始まるのです。

　しかし所詮人間社会とは相容れない、小人の家族はその家から退散することになる。ほのかな恋心を抱きながら別れを告げるラストシーン、少年の指先にそっとふれるアリエッテイに思わず涙が出てしまいました。

　人間が支配するこの地球上に、思いもよらない生物（小人のような）たちもが生存しているような、そんな気持ちを抱かせる映画である。そしてお互いの犯すべからざる領域を大事に守らなければならない、と考えさせる映画でした。出来れば孫のＤａｉｋｉと一緒に見て、その感想を聞いて見たかったものと思っているのです。

映画館のポスターをケイタイで
　　　　　　　　　　

宮里藍・５勝

　今朝のニュースは何と言っても女子プロゴルフに尽きるだろう。

　米国女子プロゴルフツアー、初日から首位を守り通した宮里藍選手が、今季５勝目となる優勝を飾っている。こちらは通算２０勝目（国内１４勝、海外６勝）である。昨年念願の米国ツアーの初勝利を挙げてから、今年の充実振りは驚異でさえある。

　米国ツアーでは、岡本綾子選手が賞金女王となった年に４勝を挙げたが、それを抜く快挙である。宮里藍選手は今季賞金女王獲得と、世界ランキングでも第一位への復帰が見えてきたようだ。今後の活躍を祈ってやまない。
　　　　　　　　　　　　
　一方日本女子プロゴルフツアーでは福嶋晃子選手が２年ぶりの優勝を飾っている。若手選手の台頭に席巻された形の女子プロだが、「もうオバサンとは言わせない」とばかりに、国内通算２４勝目である。

　永らく足首の故障に悩まされ、昨年は胆嚢の摘出手術も受けての参戦だが、福嶋選手ここにありと頑張った。いよいよ秋の絶好のゴルフの季節を迎える、さらなる頑張りを期待したい。
　
右側のデジブックもご覧頂けたら幸いです。

ソーラン踊り

　我がニュータウンと隣り合わせの、やはりニュータウンの街で、市民夏祭りが開かれた。夜には盆踊りに始まり、太鼓の披露やソーラン踊りがあるとのことで、カメラを片手に出かけてみた。

　住民の手作りの祭りは、短時間だったが、参加する住民の心意気が感じられるものであった。大きな公園一杯に屋台が並び、中心の舞台を囲んで、子どもたちも大きな声を張り上げて楽しんでいた。

　舞台前の広場で行われたソーラン鳴子踊りが、小生の目指した被写体である。しかし夜間の撮影は小生にとっては初めての経験である。なかなか難しい。それでも下記に何葉か紹介してみた。失敗作であるがご覧下さい。おまけに閉会式に打ち上げられた花火も上手く撮れていない。残念である。

祭りのクライマックスシーンのソーラン踊りからである。

　　　　　　
　　　　　

興南高の見事な優勝

　連日、楽しませてくれた全国高校野球選手権。今日の決勝戦は興南高校が見事に打ち勝ち優勝を飾った。４回の集中打は見事でした。好投手同士の投げあいとなったが、島袋投手に軍杯があがった。東海大相模の一二三投手も連投で頑張ったが力尽きた形である。

　沖縄県に夏の大会の大賜杯旗が渡るのも始めてのことだという。さらに興南高校は春の選抜大会に次ぐ優勝である。こちらも見事だと思いました。

　若者たちが精一杯の力の限りに戦う姿は美しい。全国各地で、そして甲子園でたったひとつの負けを経験した、多くの高校生達に幸多かれとエールを贈りた。

アサヒコムから流用　喜ぶ興南バッテリー

　　　　　　　　　　　　
　

カミさんが一番の・・・

　このブログ「ピーナツの唄」を日刊で書いているのは、実を言うと少々しんどい。ただ最大の愛読者である、我が家のカミさんは「今日は何か書けた？」と聞いてくる。そして、表現の不味さや誤字を指摘してくれる。有難い存在でもある。

　ただブログでは、世間のどうにもならない暗いニュースの話題は極力避けている。出来るだけ、笑顔が見られるような話題をと心がけてはいるのだが中々と難しい。

　しかしこのブログを書くことが、小生の平凡な生活のひとつの張り合いであるのは確かである。かくてカミさんの理解もあり、ほそぼそと今日も繰り言を書いてしまいました。乞う、ご容赦を　！。　　

成田高・力尽きる

　高校野球の甲子園大会、今日は準決勝２試合があった。第一試合で沖縄の興南高校が、地元兵庫県の報徳高校に競り勝った。

　第二試合の関東勢同士の戦いは、神奈川県の東海大相模高が、我が千葉県代表の成田高校を圧倒して勝利している。期待した成田高校の中川投手が力尽きた感じであった。

　これで明日の決勝戦は春の選抜大会との連覇が掛かる、興南高校と東海大相模高校との優勝争いになる。４０００余校を超す全国の参加高校中、一度も負けない優勝高校はどちらになるだろうか。

　明日の熱い戦いが楽しみである。

民主党の迷走ぶり

　昨日のニュースは鳩山前総理が開催した軽井沢研修会に尽きる。その後の懇親会に小沢前幹事長が顔を見せたことから多くの憶測を呼んでいる。

　９月に迫った民主党代表選出選挙に、現総理の対抗馬を擁立する動きが、この研修会の狙いではとの見方がある。しかし一方では鳩山前総理が、訪問した中国で挙党一致で現内閣を支持する発言もしている。

　そのなかでこれまで沈黙を守ってきた、小沢前幹事長の動きが注目されてきた。どうも報道を見る限り、小沢待望論が党内には多くにあるようである。

　鳩山前総理は、総理辞任の際に今期限りで政界引退を公言していた。しかし昨日の言動を見る限り、あるいは外交面での最近の動きを見るかぎり、やはり前言を翻して、影響力を行使しようとしているようだ。（あるいは小沢グループの支持で返り咲きを狙っている？）。

　現代表の交代論の中心は、いまや多くが実現不可能となっている、政権交代時のマニフェストの遵守である。さらに消費税論議が参議院選の敗北に直結したとの見方だろうと思う。

　しかし国民の多くは、政権交代を果たした民主党への支持は変わっていない。それならば民主党自身が、現実に即した政策に転換し、果敢に消費税論議にも党内をあげて取組むべきだと思う。

　たった３ヶ月で、自ら選んだ代表の交代等々を論議する政局でないことを民主党員は自覚すべきではないだろうか。

唐川完投で完封

　今夜の千葉ロッテＭ、東京ドームでの日ハム戦。先日ようやく復帰した唐川投手が、完封で５勝目を上げた。試合はサブロー選手の満塁ホーマーの後押しもあり、見事に完投での勝利は嬉しい限りだ。

　折りしも唐川投手の出身校の成田高校は、甲子園でベスト４に勝ち残っている。それも励みになっているようだ。明日からのマリンスタジアムでの試合に大きな弾みを付けた勝利である。

　さあこれからの終盤、Ｍの反攻に期待したい。