花粉症でダウン

　薬の服用で何とか小康状態だったが、これだけ花粉が非常に多い日が連続して続いたらもうたまらない。早朝から鼻水が止まらないし、目の痒みも半端じゃない症状である。点鼻薬や点眼薬も総動員である。夕方からはたまらず昼寝を決め込んだ。今週がスギ花粉の飛散の最も多い時期になると思われる、じっと自宅で我慢の子を決めこむことにした。

　幸いながら、今日こそはと覚悟していた計画停電も我が家は素通りしてくれた。管理人に確認に行ったら、今回は同じ区の東部地区が対象になったと言う。考えてみたら同じ区内ながら我が地区は西部地区になるらしい。お陰様で３日間も計画停電からは外れたことになる。他の皆さま方には大変申し訳のないことだと思ってしまう。

　ただ心配なのは１７日までにＭ５以上の余震の発生確率はまだ４０%もあるらしい。５００Ｋｍに及ぶ今回の大きな地震帯である。その地震帯が収まるのにどうしても余震が度重なることは避けられないと言う。被災地の方もその他の方々も余震が早く収束してくれることも祈っている。

　ＴＶで大震災関係のニュースを見ながら、花粉症の症状でダウンしてしてしまった１日でした。

先日撮影した桜花の蕾だが、その後の開花を確認に行けていない。残念である。

　　　　　　

今日も計画停電が

　昨日も幸いに予定されていた計画停電から外れたようです。停電の予定時間を過ぎるも停電はありませんでした。予定地区を確認するも、同じ区内でも２つのグループに分かれているようである。さらに同じ町内も２つの地域があるようで複雑で分からない。従って今日も２つのグループの予定されている時間に、停電があるのではと覚悟を決めて用意はしている。

　被災地の被害の大きさが徐々に判明しているが、安否不明の方が万単位でおられる様で憂慮している。また避難している方は４４万人に上るようで、また寒波が来ている状況の中で、多くの方の健康が心配である。今回の大震災の模様は世界中から注目され、さっそく多くの国から救済の手が伸べられている、実に有り難いことだと感謝したい。

　現時点でもうひとつ憂慮すべきは福島第一原子力発電所の事故である。世界一安全な設備とされる我が国の原発だが今回の未曾有の地震、津波の襲来にはひとたまりもなかった様である。世界中の叡智ををお借りして、早々の対策を講じて欲しいものである。我が国に滞在している多くの外国人が出国している。残された国民の不安を早急に取り除いて欲しいものだ。
　

とにかく物が払底

　大型のデスカウントショッピングセンターに開店早々に飛込みましたが、パンやインスタントラーメン等はもちろん食品関係が品切れの状態でした。どうも品物の入荷がないものや、計画停電の実施があるので冷凍物も全て撤去されている。さらにレジは長蛇の列、皆様は凄い量の買い物になっている。人数の多い家族の方はそれなりに買い置きが必要なのだろうと納得した。

　我が家の地区は、昨日は幸いに停電が回避されたが、今日は午後からは実施される様である。ただ困るのは同じ区内が第１、第２グループの２つに分かれていることである。どうも経由する変電所ごとに送電を停止する処置となるため、万一のことを考えて２つの変電所から同じ地区に送電する方法を取っているのではないかと推量している。第２グループは夜間に停電が予定されているので、今夜はいささか早め早めのの行動で備える心算である。

　これからカミさんとガソリンスタンドやホームセンターでの買い物に出かけてみる。こちらも品不足になっていなければと懸念している。被災地の皆さんに比べればまだまだ恵まれた生活を送れることに感謝したい。

計画停電のこと

　昨日、東京電力社長が発表した計画停電のことで首都圏が混乱している。当初の発表により千葉市は第１グループに入っていた。そのために今朝の６時２０分から３時間程度の停電を覚悟していた。その時間ならいっそ寝ていれば良いのだとカミさんと話していたのでした。ところがこの計画された時間に起きてみたが停電にはなっていない。ＴＶを見ていたら何とか停電は回避できたと言う。そこで一安心したのでした。

　ところが上の娘からメールがあり、どうも千葉市は第２グループ（９時２０分から停電）に入ることに訂正されているのが判明した。今のところ第２グループの停電も実施はされていない。ただ今後に実施される可能性が残るとのことで心配は残る状況である。この計画停電の実施が予定されていることから、やはり首都圏の広い範囲で交通機関がストップしている。

　　東北関東大震災の影響は色んなところに出始めている様だ。先行きの経済界の停滞を心配して株式市場も大幅に値を下げている。自動車業界の操業中止なども報道されている。被災地に食料や生活用品は優先して届けるために、我が家の周辺のストアーなどでも品不足である。我々に出来ることは被災地の皆さんと同様に、出来るだけ我慢できることから協力することだろうと思う。

　実は明日の１５日に生涯大学の卒業式が予定されていた。先ほど連絡網でその式典の中止の連絡が入った。延期ではなく今回は式典は行わないと合わせて連絡があったのでした。４年間の集大成の卒業式は結局なしになったのでした。

　ＵＳＰＧＡツアートーナメント、最終日は石川遼選手が７８の大叩き、通算１オーバーで４２位タイ。池田勇太選手は７１で通算４オーバーで５５位タイ。藤田寛之選手は７７、通算７オーバーで６１位タイで終了した。ちなみにＴ・ウッズ選手は最終日６アンダー、通算８オーバーで１０位タイまで追い上げている。　

人智の及ばぬ災害に

　先ほどの気象庁の発表によると、今回の東北関東大震災における地震の規模はＭ９.０を記録していたと言う。史上最高の激甚だったことが分かる。ようやく大津波警報が解除されて、何とか被災地に救済の手が届い、その被災状況の一端が一部づつだが判明しつつある。しかしまだ各地で孤立している住民がかなりの数にのぼり、行方不明者、安否未確認者も多く居て心配される。

　幸いに救助されたり避難された方が写した映像を見ると、護岸や水門を超えて押し寄せた津波の威力の凄さが際立っている。海岸から５Ｋｍ位も離れた地域まで被害が及んだことだけでも、今回の人智も及ばぬ災害の凄さに言葉もない。

　また福島の浜通りの原子力発電所の第二次災害の被害も深刻である。さらに人口の半数以上の安否の確認できない街などもあり、これからの救援活動が急がれる。世界の各国からの救援隊も続々と到着されているので、政府、自治体の連系で全力を挙げた救済処置を願いたいものだ。

　残念ながらスポーツ界も、今回の災害発生を受けて自粛の輪が拡がっている。已むを得ない処置だと思う。昨日速報のＵＳＰＧＡゴルフツアーのトーナメント３日目、石川遼選手は２アンダー通算５アンダーで１６位タイにやや上昇。藤田選手は通算２オーバー５０位タイ、池田選手は通算５オーバー５８位タイとこちらの２人は伸び悩んでいる。

遼くんは２日目失速

　ＵＳＰＧＡゴルフツアー、世界選手権シリーズ「キャディラック・チャンピオンシップ」トーナメント。初日に７アンダー６５を記録し２位タイと好調に発進した石川遼選手、２日目は４オーバーで通算３アンダー１９位と失速している

　同時に同トーナメントに出場の藤田寛之選手は、タイガー・ウッズ選手等と同じ通算イーブン３４位タイに付けている。我が池田勇太選手は、初日７４、２日目７３、通算３オーバーの５３位タイで２日目を終わっている。小生は池田選手の復調を願っているのだが、３日目以降の頑張りを期待したい。

　このコースは名高い難コースとされているが、首位は９アンダーを記録している。３人の日本人選手の３日目以降の健闘を祈りたい。

言葉もありません

　昨日からＴＶ画面に釘づけでした。今回の巨大地震の被災地の惨状を見せて頂くと言葉もありません。現在の速報では死者、行方不明者はすでに１.０００名を超しております。海岸に近接している街が津波により壊滅状態で、わずかに高い建物に残された被災者の方々を、一刻も早く救助を願いたいと念じている。　

　今回の地震により誘発さる地震の発生も気になりますが、当地でも断続的に続く余震には驚かされます。その中で懸命に救助に携わっている多くの方のご努力に敬意を表したい。

　福島県や宮城県の海岸地帯に建設されている原子力発電所の被害も報告されている。米国艦船が冷却水の運搬などで協力してくれるようであるが、放射漏れなどの第二次災害の発生は最大限の努力で食い停めて欲しいものだと思う。

　多くの被災者の方にお悔やみを申し上げると共に、人命救助を第一に、与野党全てが協力のもと万全の対策を講じて欲しい。

凄い地震でしたね

　今日の午後は生涯大学写真クラブの例会でした。講師の先生に会員が持ち寄った写真の講評を頂き、最後の数枚（小生の写真を含んで）まで進んだ時点で、地震が発生、余りに続く揺れに全員が外に避難したのでした。すぐ裏にある消防学校の訓練用プールの水が、塀超しに見えるほど大きく波うち飛んでいました。海岸で見られる津波の現象がこんな仕組みで発生するのだろうと思ったのでした。


　家に残るカミさんに電話するも通じなく心配しながら早々に帰宅。カミさんも他の家族と共に外に避難しておりました。飾り棚のガラスコップ類が落下して破損する被害だけで済んだのは幸いでした。小生もカミさんもこんな大きな地震に遭遇したのは始めての経験で、直近にあったＮＺの被害を目の当たりしたばかりだっただけに、余計に恐ろしい経験となりました。

　当地では電気もガスの供給にも支障がなく幸いでした。しかし我が家から見通せる京葉コンビナートの一部工場で、爆発を伴う火事が発生しており、今も夜空を焦すほどの炎が上がっていて懸念されます。

　多くの被害に遭われた地域の皆様にお見舞い申し上げると共に、被害の最小なることを祈っております。　

春がそこまで

　今日の関東地方の花粉情報は「非常に多い」である。暖かい日が続くので、この２週間ほどは覚悟を決めなくてはならないらしい。珍しく我が家のカミさんも鼻をシュンシュンさせながら、今日はヒドイよと悲鳴をあげている。

　昨日は風が収まった夕方からカメラを手にウオーキングに出た。近くの泉谷公園隣の地元銀行の事務センター門前に河津桜の木が３本ある。まだ３～４分咲きだが、その桜の花を狙っている２羽のメジロを見つけた。カメラを構えていたら大きな鳥が（残念がら名前は分からないが鳩くらい）飛んできて、メジロを追い払ってしまった。その大きな鳥を狙って写してみた。春らしい雰囲気が出せたかな。

　帰り道で出会っているオデコの可愛い男の子の写真も合わせてご披露する。

　　　　　　　　　

　

映画「悪人」のこと

　公開時に見逃していた映画でＤＶＤ化されたのを機に鑑賞したものです。

　原作は朝日新聞の夕刊に掲載されたものなので大筋の話は分かっていました。しかし映画を観て、原作では読み取れなかった、登場人物の心の奥の内面をも良く見せてもらった感じが致しました。原作者は映画化に際して脚本つくりににも参画したと何かで読んだことがあり、さもありなんと思いました。

　土木作業員の祐一（妻夫木聡）は、長崎の漁村の片隅で生れ育ち、恋人も友人もなく、祖父母の面倒を見ながら暮らしている。趣味は車だけの退屈な毎日だった。佐賀の光代（深津絵里）は妹とアパート暮らしで、勤める紳士服量販店と往復するだけの退屈な毎日。

　その孤独な２人が偶然の出会いをする。祐一には光代に話せない秘密があった。今、世間を賑わせている殺人事件の犯人だったのだ。そして全てを打ち明けて警察に自首しようとする祐一を止めたのは光代だった。「もっと早く出会っていれば良かった」。生まれて初めて人を愛することを知った２人は、先の見えない逃避行を続ける。そして２人は地の果てに建つ灯台での絶望的なひとときの生活を過ごす。

　その逃避行が生んだ波紋は被害者の家族や、祐一の家族の人生に大きな影響を与える。特に被害者の父親は、何故、娘が殺されなければなかったかの追求していく段階で、娘を殺害現場で車から放置した若者の存在を知る。その若者たちの前で被害者の父親（柄本明）がトツトツ話す言葉が胸を打つ。

　　　　　あんた、大切な人はおるね？　その人の幸せな様子を想うだけで、
　　　　　自分までうれしくなってくるような人は。

　　　　　今の世の中、大切な人もおらん人間が多すぎる。
　　　　　自分には失うものがないち思い込んで、それで強くなった気になっとう。

　　　　　だけんやろ、自分が余裕のある人間て思いくさって
　　　　　失ったり、欲しがったりする人間を、馬鹿にした目でながめとう、
　　　　　そうじゃないとよ。　それじゃ人間はだめとよ　

　そしてなぜ祐一は人を殺さなければなかったのか？。光代はなぜ殺人者を愛したのか？。引き裂かれた被害者と加害者の家族の運命はどうなるのか？。その絶望のどん底でもがき続ける２人の心の中は？。そして本当の悪人は誰だったのか？。を考えさせる。そんな映画になっていると思う。

　評判通りの映画の出来は文句なしに　Ａ　の評価を与えたい。

ＴＶ画面からの映像である。