山の奥の細道から

今日からブログを始めました。 山野草が好きでこんなタイトルをつけました。

愛しき秋草

2021-09-16 16:41:40 | 旅行

「フジバカマ」が咲き始めました

「宿りせん人の形見かフジバカマ忘れがたき香ににおいける」と

万葉にもうたわれていますフジバカマは蝶で有名ですが

万葉の昔はフジバカマは香水がわりだってのでしょう

確かに半乾きの時のこの香りは今の香水を遙かに上回る良い香りです

自然界のこの花を半乾きにして袂にそっとしのばせる、、、、

なんと素敵なことでしょう

又いつも沢山の蝶に囲まれていて

そこには栄養豊かな蜜が沢あるのでしょう

 

 

又フジバカマは「アサギマダラの」飛来でも有名です

十一日の午後から飛来が始まりました

かねてより友達と打ち合わせておきましたので

さっそく連絡をして見に来ていただきました

お座敷でお茶を飲みながら

優雅に高く低く舞う蝶をながめて

これから海越えて故郷に帰るのだけれども、、、、と蝶の無事を祈らざるをえません

コロナ禍で人と会うことが少ない私はアサギマダラのお陰で楽しい時を過ごせました

 

 

山中深くこの釣鐘状の趣のあります花「つりがねにんじん」 です

爽やかな秋風と戯れる様にして花を揺らしています

別名「ばあーそぶ」 です 桔梗科だそうです

この根が高麗ニンジンに似ていて薬効も同じとかで一時乱獲されてしまって

今ではほとんど野山ではみかけなくなりました

季節の移ろいは早いものでとどまることはありません

これは春先に可愛い花を咲かせてくれました「はなもも」 です

初めて実をつけました

花桃は我が家の記念樹ともいえますので

この地で仲間を増やして生き延びるために実を付けたのだと思っています

五個もなりましたが全部取りました

そうした方が木の負担が少なくて来年似は綺麗な花が見られると思ったからです

又秋は実りのきせつです「べにばなやましゃくやく」が

派手ないでたちで小鳥を誘っています

この赤と紫は高い木のてっぺんの小鳥も見逃さないでしょう

植物の逞しい生きる智恵を見る思いです

 

 

お彼岸も近づいて「ひがんばな」 があちこちでみられるようになりました

個人的にはこの花は余り好きではありません

葉が無くてこの華やかさが一寸?と思うからです

でもこの球根が救荒植物で

いざというときには役に立つとのことです

そういえば以前に関西地方で水田の周りにぐるーとあったきとがありました

それでもこの球根の食べかた、、、?ということがなくて

ここまで生きてこられたこちにまずは感謝です

世界を見れば戦争でおなかをすかしている親子等が映し出されています

晩年になってこのコロナはつらいですが

会いたい人に会えない、、くらいは

我慢しなければですね

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント (2)
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