山の奥の細道から

今日からブログを始めました。 山野草が好きでこんなタイトルをつけました。

あじさい

2016-06-26 13:52:53 | 日記




参道の出口付近に咲く
やまアジサイ「くれない」です
だんだん色を変えながら
最後には真っ赤になりますがこのくらいの赤さが一番美しいと思います





しとしとと降る雨に濡れながら咲くあじさいは殊におもむきがあります
世界中で起きている震災や イギリスに端を発する経済不安等を思う時
一日が静かに終わっていくことに感謝します
夜はその日の心のざわめきも少しばかりの葛藤もなにも無かったように
全てをのみこんでくれます
こんなにも近くにあります平凡な花の存在に励まされるのはなぜ?
それは毎日毎日が当たり前にの様に思っていても
決してそうではなくて何時何処で何が起こるか解らないと
思ってしまうからでしょう
わたしたちは そんな弱さや醜さを抱えながら
だからこそ身近な花に美を見出して生きているのでしょう


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心を豊かにしてくれる植物達

2016-06-23 10:50:30 | 日記

咲き始めの蕾の頃のピンクの花が着物のかのこ絞り柄にていることから
「かのこそう」
秋に咲くオミナエに似た花姿で有る為
別名を春オミナエシとも言われるそうです
細かい花の集まりが 伸長するとだんだんと濃いピンク色なってきます
夏に向かって爽やかな中にも生き生きした姿に思えます



一寸代わった「スイカズラ」です
普通は金銀花とも言われ 白から黄色に変化するのですが
この場合薄いピンクから白に変わっていきます
とても良い香りで蜜を吸いに来る昆虫を集めています
更に夜になりますともっと良い香りを出して夜行性の昆虫を集めていますとか・・・
花粉媒介をしてむらう植物たちのそれぞれ工夫でしょう
素晴らしいですね




我が家で少ずつ増えてきました
「べにばな山しゃくやく」です
花は小さくて花期も短くて
楚々とした目立てない花なのです
でも花が終わるとさやの様なものが出来て
秋になりますとそのさやが裂けて
さやの内側は濃い紫
その中には真っ赤なつやつやの実がなって
これがまた美しくて長い事実が付いていて
花より却って楽しめます
これも植物の繁栄のための工夫でしょうね
そのような植物たちの生きざまを見ていますと
植物たちは私達に感動や潤いをもたらし
心を豊かにして元気をむらえる気がします





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夏は来ぬ

2016-06-16 17:16:47 | 日記


鶯の声からセキレイの巣立ち
我が家のセキレイは無事に巣立って行きました
ほっとしましたが 一寸寂しくも有ります
早朝や夕方可愛いい頭を三っつ揃えていましたので、結構楽しんでみていました
早くもホトトギスやカッコウの鳴き声を聞く季節になりました
ササユリも見事に開花しています
観察会は年年早まって 仲間も増えてきました
手打蕎麦や山菜などで皆さんと食事会をしながら
親睦を深めました
温暖化の影響かと思いますが
花も野菜もいつもより早いように思われます



皆様のお蔭で ササユリも随分と増えてきました
ここまで来るには色々あって途中で嫌になったりしましたが
ヤッパリ頑張ってきて本当に良かったと
この群生を見ながらしみじみと思います



唯あまり増えるとそれなりの病気とかが出てきて
大変に難しい事もありますそうで

現に我が家の山ユリは{このほうが病気とかに弱いかも・・?}
たちまちにして弱って数を減らしてきました
増えすぎると植物なりに自然淘汰をするのでしょうか?と
思ったりしています
自然界に人間が手を加えることのむずかしさを実感しています
コメント (2)
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自然の恵みに感謝

2016-06-12 11:08:02 | 日記


友達と出掛けたところで出会った
「やまぼうし」の大木 早速カメラに納めて木の下でやすみました
優しい木漏れ日と爽やかな風 時々群れてくる
綺麗な小鳥のさえずり
日頃の慌ただしさを忘れて心の中を空っぽにして
リフレッシュしました
次々にやってくる小鳥にとってやはりここは楽園なのですね
人間の楽園は 小動物の楽園でもあるのです
私達はこれから生まれてくる次の世代の子供たちや小動物にとっても
こうした楽園を沢山残して 共生していかなければ
自分たちも温暖化などと大変な時代になってくるのでは...?
と感じながら大木に感謝して帰ってきました



暑さに向かう今の季節は
なんといっても白い花が爽やかで涼しげでいいですね
すらりと伸びた茎の先に純白の梅の様な花を咲かせる
花の美しさは勿論ですが
香りもなかなかの 「ばいかうつぎ」です



白い杯の様な花「ぎんぱいそう」
地味な花ですが群れて軒先などに咲けば
それなりに美しい



白い布をびりっと引き裂いた時の
布の端の糸の様な花「白いと草」
草姿はだからこそ 少しも仰々しくなく
私は「生きていますよ、ここにいますよ」 と
風が吹く度にかすかに揺れて
優しい小さな声が聞こえてくるようです





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