立春も済んで心も和みますこのごろの
十六日の早朝
日本列島は厳しい寒さに襲われました
我が家も標高が高いためにこの大雪です
時ならぬ大雪で慌てて雪かきをしました
普段ならこのお観音様はヤマザクラい囲まれてほほ笑んでおられるのですが
今日はちょっと違って見えます
その三日後
リハビリの途中でふっと呼びとめられたような気がして
振り返ればそこに「福寿草」が笑いかける様に咲いていました
私は大変に驚きました
この大雪の中「まさか、、、、?」と思ったからです
福寿草はその字から花ことばは幸せをまねくだそうです
春の到来を実感した時でもあります
又別名は元旦草とも言うのだそうです
キンポウゲ科で少しの毒が有るようです
そうでなくてはこの華やかな花が野に咲けば
野生動物に荒らされるでしょう
庭の片隅でソット咲きます「クロッカス」です
小さいながらも春の陽ざしをしっかりと受け止めて
咲く姿からはきびしいさむさをのりこえた安堵感のようなものが感じられます
ふと周りを見ればまだ紫も白も五ミリほどの葉がでております
だんだんと温かくなってどれぞれにさくことでしょう
因みに花ことば青春の喜び、信頼だそうです
どの言葉も素敵ですね
「ふきのとう」も芽がでてきました
ふきのとうは春一番の山菜ではありますが
何よりも冷たい大地を割って芽を出す姿からそのエネルギーを
感じて嬉しいのです
自然界で息ずくこのような小さな植物をじっくりrと眺めておりますと
命の持つ美しさ逞しさのようなものを感じます
日曜日の午後本堂にお参りにゆきますと
このように自転車が二台留めてありました
わたしはおもわず「これぞ!春だ!」とおもいました
庫裡の前で中から大きな笑い声が「どっと」聞こえてきました
私は思わず歩をゆるめながら
[いくらでも大きな声で笑って]と言いました
思い起こせば彼らは昨年突然に卒業して
マスクのままに静かに卒業式、入学式、又学園祭と気の毒なような一年でした
いま思い切り大きな声で話して大声で笑えばいいのです
何時に日にかきっとそんな時が来るでしょう、、、、と
帰りゆく若者を見送って
一刻も早くその日が訪れますように、、、、と思った日曜日の夕暮れ時でした