山の奥の細道から

今日からブログを始めました。 山野草が好きでこんなタイトルをつけました。

朝夕 の涼しさから、、、、

2018-08-22 18:29:21 | 日記
季節の移ろい早いものでとどまることが有りません



木陰にそっと咲く「まつむしそう」 です
この花が咲きますと秋がぐんと身近に感じます



いつに間にか我が家の山林に生えてきました「くさぎ」です
大きな葉に可愛いピンクの花を付けます
葉が悪臭するとかでこんな名になったそうです
この実が草木染めの藍色に染まるとかで大変に貴重だそうです
以前に「くさぎ」がないかと聞かれたことが有りましたがそのころはまだなかったのです
小鳥にでも運ばれたのでしょう



秋も本番を迎えて草木の実の美しさが際立つ季節になりました
「鬼灯」と書いてほおずきと読みます
鬼は魂 灯りは周りを照らすとして家によっては 精霊棚に飾って
亡くなられた方が迷わず家に帰れる様に願ったそうです
私にとってほおずきは三歳年上の姉とともに実ふくらませて遊ぶものでしたし
又故郷や両親や庭をを思い出す懐かしい植物です




どこまでも広がる秋空をぼんやりと眺めていますと毎日の忙しさをふっと忘れて穏やかな気分になります
日々こうでありたいと願わずにはおられません
嫌われ草「ぼたんずる」です今年も相変わらず元気です



これも山林で良く見かけます「のりうつぎ」 です
白い円錐状野ガクアジサイに似た花が爽やかでうつくしくて
花ことばはしとやかな恋人だそうです
本当にそのような言葉がぴったりの草木です



春に咲く水仙に似たは葉で盛夏から初秋にかけてけ咲きます
「なつすいせん」 です ピンの華やかさが日中の残暑を思わせます
朝夕には肌寒ささえ感じます
この暑かった夏を思い起こして
さなざまお陰でいまここに生かされている自分を思わずには居られません
















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ご先祖様の加護を信じて

2018-08-15 08:56:07 | 日記

暑さも和らいでほっとするこのごろ
お盆それは亡き人を思い加護をお願いします
結果はどうあろうとも、、、





今年はいろいろな花が早めでしたのでオミナエシや桔梗のほかに
「おとこえし」と[あずま菊」を仏さにお供えしました
どの花ももう秋草です
ご先祖様をお迎えしますので大学生になった孫娘も帰宅しまして
久しぶりに一同が揃いました
お盆と言う行事を通して家族がお互いを確かめ合う日本の素晴らしい伝統文化と思います



立秋を過ぎたころから俄かに涼しさを感じるようになりました
「ツリガネニンジン」 です淡いブルーの小さな花が風に揺れています
これも秋草の代表の様な花です 又あの寺のあの花かとおもわれてしまいます
それは我が地区は転変異変も無く無事に過ごしている
これもひとえにご先祖様のご加護が有ってこそですと感謝しなくては、、、




「散れば咲き 散れば咲きして 百日紅」  加賀千代女
江戸時代の俳人の詠まれています「さるすべり」です
その名のごとく盛夏から秋まで長い間鮮やかなピンクの花を
咲かせてくれます
バック二見えますもくとくした入道雲が残暑の厳しさを物語っているようです



ヤマアジサイ「くれない」です
まさに名のとうりくれない色に染まっています

我が家の庭もだいぶ花が少なくなってきました
枯れた葉先に一杯の実を付けて頑張っている植物達に今年の夏の暑さを感じます
これからは楚々とした地味な秋草が心を和ませてくれるようになるのでしょう





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暦の上では秋です

2018-08-07 10:20:35 | 日記
暑さが厳しかった分だけ秋が待たれました
「七夕 や 秋を定める はじめの夜 」松尾芭蕉
そうなのです今日から秋なのです
しとしとと雨が降って俄かに涼しくなりました



野菊「柚香菊「ゆうがぎく」です」静かに降る雨に濡れています
これから次々と野菊も咲いてくるでしょう



庭の隅で、ずっと辛抱していた様に咲きます「レンゲショウマ」です
小雨に濡れながらうつむいて咲く花姿は優しく秋の訪れを感じさせてくれます



盛夏から初秋にかけて咲きます「ひおうぎ」 です
殊に晩秋の実はぬばたまと呼ばれて風情があります
黒くてつややかな実はそのまま、、、、、黒髪として
和歌や短歌の枕詞に使われます
昨年採取して撒くときその黒さとつややかさになるほどと思わせられました
万葉の昔は黒くて長い髪が美人の条件だったのですが、、、、いまでは



緑の葉物が夏の日差しをいっぱいに受けて大きく成長しました
木陰でそっと咲きます「ぎぼうし」です
そろそろ涼やかな秋風が恋しい季節です



細い葉に流れるよう一筋の線が
涼しさをを誘ってくれます「風知草」
風になびく姿が涼しげです



初夏から晩秋まで咲きます「なでしこ」です
可憐は花姿で古くから多くの人に愛されてきました
秋の七草で大和撫子と言われて日本の女性の美称としても
又早くから遅くまで花期が長いのも魅力です
殊に晩秋の枯れた野に更にピンクを濃くして咲くさまは健気で愛おしくなります


黒髪も 大和撫子も今では美意識も価値観も違ってしまって
古い私の頭ではもうついていけません
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八月お盆月

2018-08-01 10:17:40 | 日記
日中のギラギラした日差しが傾いてひぐらしのカナカナと言う声が聞こえる頃に開きます





「ゆうすげ」と「おおまつよいくさ」 です
どちらもはかない一夜花ですが
次々と新しい花が開いていつも新鮮に思えます
何よりもきびしい暑さから解放されてほっと一一息ついて
静かに無事に一日が終わったことに感謝します





八月のお盆を待つようにして開きます
「ききょう」 と「おもなえし」 です どちらも秋の七草の花です
日中は暑いけれども「暦の上では もうすぐ秋がくるよ お盆が来るよ」と
声を掛け合って励まし合って合っているようにも映ります



いつどこから飛んできたのか「ねむのき」です
池のほとりにしっかりと根を張って
うっすらとピンクに色づいて太陽に向かって成長する姿がうかがわれます


外の出るたびに「私たちはここにいますよ見張っていますよ」とばかり
に屋根の上からの鳴いていました親鳥
「よかった!無事の育ったのだ!」と この山中ではなかなか難しいと 去年の事を思い出していました
私はそっと北山杉の葉上に巣を返しておきました、、、
それでもなんとなくこのすが可愛くて まさか来年リホームし」というこことはないけれども、、、



この盛夏、に咲く「姥ユリ」です花も花後の実も力強くて自然の中で気高く生き抜く植物達の姿を見る思いがします

花が咲くころになりますと葉が枯れて葉がない、歯がない 姥となって姥ユリとな名付られたそうです
私はこの花の地味な色からこんな名になったと思っていましたので、、、、



深緑の中そこだけ華やかな「ふしぐろせんのう」です
涼やかな緑をバックにして印象的の色で咲いています





酷暑の八月木々はますます色を濃くして夏の日差しを存分に浴びて育っています
「ムラサキタカネアオヤギソウ」は高山商物だから
もうヘロヘロになってそれで温暖化に耐えて咲きました
余り元気はないけれども気品と優雅さを負わせ持った地味な花です

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