深秋に寄せて、、、、

酷暑を無事に乗り切った姿がここに有ります



目まぐるしく変化する気象にt耐えて生き抜いた「あじさい」の紅葉です
アジサイは色を変えながら又花弁を裏返しながらただひたすらにひたすらに・・・・


深秋のたそがれ時はひっそりとしたずまいの中どことなく寂しさが漂います
日が傾きかけたかと思えば瞬く間にアカネ空
「べにまんさく」の花です
秋の陽はつるべ落としとか言われてみじかい陽ざしの中で小さくも華やかに咲きます

秋は木々のおしゃれなファッションショウ
山の木々が高いところから徐々に色ズいて秋の深まりを感じます
夏の頃に赤松に絡みついていた「いわがらみ」の紅葉です
高くそびえる紅葉を見ていますと毎日の慌ただしさをすっかりとわすれて・・・
日々このような穏やかな気持ちでいたいものです







野菊の季節です
我が家の庭の今年は最後草花です
「のこんぎく」と「リュウノウキク」です
肌寒いの雨の中でひとしお憂いの表情です
殊に秋の草木は色が変わり枯れていく姿がわび、さびと言った日本ならではの余情を感じさせてくれます

たくましい草花達

四季折々の草木の移ろいや輝きは人々の心を癒し命の大切さを教えてくれます



今年も頂きましたりっぱな「あけび」の実です
実りの秋のふさわしく籠に入れて飾っておけばもうそこにはゆたかな秋の恵みが感じられ
葉も添えてわざわざ届けて下さった方に感謝です



「コルｙチカム」別名イヌサフランです
いきなり大地を割るようにして顔を出します
誠に逞しい生命力のある秋の華やかな花です　　　そして



暖かな日差しに勘違いして「えいざんすみれ」が咲きました
菫は誠にたくましくて一寸した空き地などにすぐに殖えます



昆虫達もみじかい秋の陽ざしの中で子孫を残さなくたはなりません
この「まつむしそう」はきっと蜜が美味しいのでしょう
ツマグロヒョウモンチョウも吸蜜に余念が有りません
いつもたくさんの昆虫達に囲まれています



胃腸薬でおなじみの「とうやくりんどう」です別名千ぶりとも言います
千回降り出しても苦いと言われていますがはかなげの可愛い花です
一年草なので今年の物は今年に採取して陰干しで保存します



「すずらん」も実りの季節になりました
殊に秋の草木は実を付けて色が変わり枯れていく姿がはかないという余情感じさせてくれます




秋と言えば「いんどう」ですね
紫にピンクも加わってますます秋の風情です
このリンドウの球根が又胃腸薬とも言われています様で
また最近では年よりの日にリンドウをプレゼントするとかですが
それは業者さんの商戦なのでしょう
私は頂いたことが有りませんが
母の日のカーネーションや父の日のバラというように、、、、、、なるにかも・・・


台風の影響も無くて無事に過ごせております誠に感謝です
今朝の新聞を見れば７９歳の方が東日本震災で夫と家を失い
新築したばかりの家が水浸しになって
避難所暮らしをしていますそうです
どんなにか天を恨みたくなるかと思えば
「今回は食べ物と水が有るから大丈夫」と
皆さんを励ましていらっしゃるとかでう～～ん
すごい！！　どうぞこれからは良い事がいっぱいありますように・・・と
祈りたくなります

虫の声に秋の深まりを感じて、、、

秋も本場を迎えて草木の実もの美しさが際立つ季節になりました



つぶらでつややかな実を付けた「うめもどき」です
この実は落葉後も枝に就いていてこれからの冬の季節の大事な小鳥のえさになります



秋の涼気をたっぷりと吸ったように樹下に霧のように咲きます「しらやまきく」です
若芽は山菜になりますがヨメナよりは味が落ちますとかでムコナの別名が有ります



この花も樹下に楚々と咲きますが一寸一輪ざしに入れたりしますと
なかなか味わいが有ります「ほととぎす」です



猛毒でゆうめいな「とりかぶと」　です
濃い紫の花はなかなか美しくてはかなげで花としてはきれいですが
その毒ゆえに花ことばは　貴方は私に死を与えた　だそうです
持つ毒ゆえにこの様なはなことばになったのでしょう







絶滅危惧種と言われております「ツツザキヤマジノギク」です
一株分けて頂いてここまでに増えました
この野菊の草むらには一日中コオロギ等の虫の声が絶えません
これらは静かにたたずむ植物達が見せてくれます命に気配でもあります



すっかり寂しくなりました我が家の庭を
一輪の「まつもとせんのう」　の遅れ花がにぎわしてくれます
足元に転がります空蝉｛せみのぬけがら｝が　
もう私達に季節は終わったのだよと呼びかけているようです
十月を迎えましたが我が地区はお陰さまにこれといった災害も無くて
無事に過ごせております
台風や大雨でご苦労をなさっています方々には心からお見舞いを申し上げます