去る二月二十日夜半苦しくなって
救急車のお世話になりました
脳の手術をして丁度十年目です
心不全とのことでした
心辺りはたくさんありました
日々のあわただしさからついついとほっておきました
人は一日一日と確実に老いてゆく
それは人ごとではない
気付いたら既に先がない
悲しまなうちに今からでも遅くない
自分をみつめつつ
納得のいく人生を!
悔いのない人生を!
死線を乗り越えて
今自分が生きていることに対して
感謝の気持ちでいっぱいです
入院の日の午後にとりました
可憐な「スノードロップ」です
十日程経って退院しましたら
すっかりと花が開花して
弥生の風に揺れてりました
「ただいま」と声をかけました
「おかえり」と私には聞こえました
「ふきのとう」も同じ日の午後にとりました
季節は確実に春に向かっています
これからは嬉しい春いちばんの山菜ですね
ずっと以前に花屋さんの店先に有りました「あかめやなぎ」 です
挿し木からこんなに大きくなりました
「ただいま」と言ってみましたら
随分とはなも開いてこの写真よりはずっと春らしい雰囲気です
同じ日の蓮池です
まだまだ雪が残っておりました
今日は雪はすっかり溶けて
あちこちに小さなさざ波が立って
生き物が動き始めているのを実感です
ドジョウも。フナ、メダカも目をさましたのでしょう
「ろうばい」です
同じ日にとりました
冷たい風に揺れてほほ笑むように咲いておりました
まだ寒さが残るこの時期に明るい可憐な黄色い花は
春の訪れを感じさせてくれます
帰宅してみますと
甘い香りが一面に漂って「おかえり」と言ってくれて幸せ気分になりました
「わが家が一番だ」と実感した瞬間です
私は十年前に大きな脳の手術をして
奇跡的に回復して
今また今度心臓です
このままで又すぐに再発と言われて
さんざん悩んだのですが
周りの方の勧めで手術を決めました
「こわいです」
でも現在の医学の進歩と先生を信じて頑張ります
冒頭の詩は今の私の偽らざる言葉です