山の奥の細道から

今日からブログを始めました。 山野草が好きでこんなタイトルをつけました。

小雪によせて、、、

2023-11-22 17:23:16 | 旅行

今日十一月二十二日は二十四節季の小雪です

これに先立って十八日には平地でも雪でした

 

 

 

 

このようにたちまちに雪が積もって

私達は余りの早い雪に少しあわてました

 

 

実はこの日にササユリ会予定していたのです

あちこちと種を探してここまで用意したのです

 

前日の天気予報で急遽中止しました

良かったです雪は一日中降ってとても寒い日でした

そして翌日、、、

 

 

 

 

裏庭の紅葉も葉を落としながらも昨日の早い雪に慌て気味です

 

 

 

今年もyuu様からのプレゼントです

こんな手紙まで添えられていて

自家用ですのでこの箱にいっぱいに入っています

毎年市田柿出荷始まったと新聞で見ますと

即その日に届くのです

今年は早くて驚きました

小粒とのことです

今年の猛暑と少雨のためとの事です

この一粒一粒が猛暑と少雨に耐えたと思えばなお一層に尊いのです

帰り側にyuuさんの後姿がしっかりと腰にベルトをはめて固定しているのに

このように手間暇かけた物を沢山届けて下さることに感謝します

さっそく仏様にお供えして美味しく頂ました

冷たい北風の吹く日に心温まって幸せ気分です

 

紅葉が終わる頃出番を待っていたかのようにポツリポツリと

咲き始めます「さざんか」 です

つややかな濃緑の葉の下でヒッソリト咲いてまるで雪や霜を

しのいでいるようです

きりりとした葉に整った花姿は大変趣があります

 

 

冬に向けて一日一日と日が短くなります

見渡しても花らしきものは何もありません

赤い実をいっぱいに「まゆみ」 です

冬の陽ざしに枝を思い切り伸ばして裏の竹やぶの緑とマッチししていて

「あの実はなに?」思ってしまいます

 

数枚の葉を残して北風に立ち向かっているように見えます

「べにまんさく」 です

花はとっくに終わっているのに

明日の朝にはもうどこかに飛んで行っているかも?

と思えば愛おしくさえもあります

眼前の南アルプスの雪景色もぐんと下がってきました

本格的な冬景色です

長かった今年の夏とまでは行かなくても

もう少し秋が長くてもよいのに、、、と

思っています

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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雪便り

2023-11-15 17:03:46 | 旅行

十三日早朝上田に勤務します孫が途中の和田峠で「雪が降っていて怖かった」とのことです

 

夕方眼前の南アルプスもすっかりと雪化粧です

 

眼の前に有ります蓮池は今年は花が三輪とまるで駄目でした

この池もこの朝全面結氷です

来るべき時がやってきましたそして

 

 

庭先でその鋭いとげで家を守っています

「j柊」 です

このとげを利用して

以前には節分の夜にいわしの頭を付けて

鬼の侵入を防いだそうです

年をとると棘が無くなり丸くなる等人生になぞらえたりもします

このことばは柊が由来だそうです

我々もかくありたいですね

深秋陽が傾きかけたと思えばたちまち日没

「秋の日はつるべ落とし」という言葉どうりですね

日に日に日没が早くなってきました

日が短くなってきました

 

 

 

哲学の路入り口付近に咲きます「さざんか」 です

ひところの賑わいは無くても

深まりゆく季節の中で

雪便りが聞かれてふく風の冷たさに冷え切った手に

手袋をはめて肩をすぼめて急ぎあしで、、、、

 

ここは哲学の出口付近です

春の桜、山アジサイ、山ユリ、ささゆり,etc

皆さまの目を楽しませてくれました

今は静まり返って石仏様だけが静かにほほ笑んでおられます

この積もった落ち葉の上をかさり、こそりと

静かに歩くのが好きです

足さえよければな、、、、、と

ふっとおもうのです

 

 

この不思議な花「つめれんげ」 です

葉の先端がとがっているからこの名前だそうです

花ことばはすてきで「幸福」「誠実」だそうです

絶滅危惧種だそうです

余り不思議な花ですので我が家のネコがかきまわいてしまいました

さすがに花らしいものがありませんので小さな蝶が

まるで死んでいるかの如くに蜜を吸っていて可愛いなと思うのです

 

 

針葉樹としては珍しく落葉する前に葉を黄金色そめます

晩秋の澄んだ青空にこの黄葉は

陽を浴びて輝きながら舞いい散る様は

秋の終わりを感じさせてくれます

   カラマツは寂しき木なり赤とんぼ

等と詠まれております

 

 

サツキさん作菊盆栽の二鉢目です

三本立ち足元にはびっしりと苔がむしていて

まるで深山を思わせられます

これらがありますと年末、年始まで

玄関、床前、とにぎやかで楽をしております

 

今年もあと?日と思われるような季節になりました

大根の収穫、野沢菜の漬けもの、そして何より

美しかった紅葉の後始末と

あれやこれやと浮世の禍がいっぺんにのしかかってくるような季節です

 

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立冬によせて、、、

2023-11-07 09:09:46 | 旅行

明日十一月八日は立冬です

長くて厳しい夏短い秋それでもこのところ日中の日差は穏やかですね

ありがたいです

 

荒さんの今月のカレンダーです

欲張りすぎず甘えぎず、、、、ですね

私は二女でいつもそばに姉がいて病んでから今日まで

どこに行くのも一度も不自由がありません

ある日突然に姉が免許証を返すといったのです

私と同じ姉も老いていたのでした

自分の事ばかり気が付きませんです

私はもうが無くなって姉ともなかなか会えません

寂しくなりました

甘え過ぎておりましたこうなって初めて気付きました

 

ササユリの種を求めて裏庭に行きました

 

 

 

 

 

 

夕暮れ時にハッと息をのむようなもみじの紅葉です

裏山の針葉樹の緑と相まって余計に綺麗です

紅葉は木々が最後に私達に見せてくれる命の煌めきなのでしょう

この美しさだってもうすぐやってくる冬将軍様にのひと吹きでおわるのでしょう

ふっとそんなことを思って寂しい気持ちです

でもこの下には沢山の草花が育っていて又もみじの幼木もあって、、、と

思えばこの落ちは葉はやがては自分や他の草木の肥料にもなって

命を受け継いでゆくのでしょう

 

 

これは春早くに咲きます「だんこうばい」 です

すっかり黄葉して趣ある葉を落としています

来年の花芽もみられて

枯れ行く葉の間で生気に満ち溢れています

音もたてず、静かに、軟かく 、、、それでいて力強いのです

 

 

もみじの下で雨霜をよけながら逞しく生きています「のこんぎく」 です

表に有りますノコンギクはもう枯れ始めているのに

散るもの、土に還るもの、さまざまな季節です

 

 

今年も頂きましたサツキさんの菊の盆栽です

今年は展覧会会場から即我が家に届きました

大きめの鉢二鉢とミニ鉢が四鉢です

どれもみな素晴らしいのですが

一番きれいな時に少しずつ投稿してまいります

小さな若芽を育ってるからここまでのご苦労を思えば

ただただ感謝のみです

 

 

 

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