山の奥の細道から

今日からブログを始めました。 山野草が好きでこんなタイトルをつけました。

秋分の日もすんで、、、

2024-09-25 11:05:30 | 日記

秋分の日も過んでそこかしこに見えます秋が多くなりました

 

 

秋の風景に溶け込む様なふじばかま」 です

古くから香水がわりに使われた花です

待っていたのは私たちだけではありません

このアサギマダラチョウも昨日から飛来が始まりうました

又例の先生が子供たちをぞろぞろ連れてきて

追い回しております

この暑い夏を乗り越えてやっとやっとたどり着いたのです

「6羽いたけれど3羽だけにマーキングしてあとはにがしておいた」だって

いやですね1羽だってそっとしておいてほしいのです

これからまだ長い厳しい旅が待っているのです

 

秋を代表する花「りんどう」です

ここ数年の夏は本当に暑くてこの花も水べりを上手利用して咲きました

道路沿いの物はいつの間に無くなって

川端で「省エネ省エネ」とういっているようです

上品で趣ある花です

花ことばも『誠実な人」「正義」等素敵です

 

 

これもまた秋の花「彼岸花」 です

この赤さゆえに花ことばも「情熱」「思うはあなた一人」だそうです

良く毒草と思われがちですがこの球根が万が一の時の救荒植物だそうです

そのためか良く水田の周りに植えられております

でもこれにお世話になった事がないのは有り難いです

個人的にはこの赤さと葉のない花姿があまり好きではありません

 

「しろばなほととぎす」 です

この時期を代表して地味ながらも

秋草らしい味わいのある花です

花ことばも「秘めた思い」などで素敵です

木陰にひっそりとこの白さが涼しい優しい花です

花ことばも「秘めた思い」「愛らしい」などです

 

いよいよもって野菊の季節の成りました

薄紫の咲きます野菊は慎ましやかな秋の風情です

まだのこんきくやリュウノウキクは咲ませんが

この花が風に揺らぐ姿は有り難くさえあります

1枝1輪ざしに飾ればもう秋が身近に感じ心が和みます

 

 

秋といえば「きのこ」 ですね

御彼岸のお中日にきのことりの名人からいただきました「かわたけ」です

早速かわたけご飯にして仏様に上げました

残りは細かく刻んで味付けして冷凍庫に入れておけば

何時でも来客の折には美味しいかわたけご飯出す事が出来ます

実に香りも良くてマツタケよりも好きという方もあります

美味しく夕ご飯に頂いておりますと

住職が「この方の曽祖父がきのことりの名人で帰りには必ず家によって

取り立てを籠から出して置いて行ってくれて、義母が美味しく料理してくれて

子供ながらに嬉しかった」と聞かせてくれました

当に御彼岸の中日にふさわしいです

そのひ孫が図らずもこのようにして又我が家の届くのです

有りがたい事です

 

 

周りに咲く花、吹き抜ける涼風、キノコなどに

秋の風情を感じますが

澄んだ空心地よい秋はまだまだですね

秋に心と書いて「愁い」ですね

深く思い懐かしむ感傷的な秋にはまだ至っておりません

一雨一度と言われて温度が下がっていくそうです

肌寒さを感じるのはもう少し後でしょう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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深まりゆく秋

2024-09-12 14:16:49 | 日記

朝夕の涼しさから今までバケツ一杯の夏野菜でしたが、、、、

 

住職が栗を拾ってくるようになりました

実りの秋です

左半分が不自由ですので

少し栗ご飯を炊きました

さすがに秋の味覚ですね

秋を身近に感じて美味しかったです

 

 

この実は「はっかくれん」 です

初めてこんな実がなりました

ハッカクレンを下さった方は

この苗を我が家に運んできて下さった翌年から

病でもうこれなくなりました

そしてついに今年他界されました

今まで一度もこのような実はならないのに

なぜ?私にはkさんの魂の様に思えるのです

「時期が来たら実を取ってどこかに撒こう」と

住職と話し合っておりますきっと沢山に増えて

来寺された方に喜んでいただけると信じます

 

 

秋の野に欠かせません『吾亦紅」です

繊細で独特な花姿に秋の野の風情が有ります

今人気の紫式部さんも「物げなき風情とわれもこう」と

源氏物語につずっております

また『吾亦紅、ススキ、刈萱、秋草の、わびしき極み君におくらん」と

若山牧水さんも詠まれております

いずれにしても野趣豊かな和の印象の花です

 

 

 

花弁をひっくり返して紅葉を始めましたあじさい2種です

花の時期が終わってもこのようにして昆虫を誘うそうです

だんだんと日も短くなってきました

外を見渡しますと徐々に草木が色付き始め

少しずつ秋の深まりを感じられるようになりました

大木に寄生してちらちらと紅葉する「いわがらみ」 ですそして、、

 

 

やはり秋といえば「コスモス」ですね

秋桜の当て字から日本古来の花と思われがちですが

以外とメキシコ原産だそうです

盆栽棚の上で盆栽鉢の上に

茲こそ居場所とばかり咲きます

秋風に身を任せ揺れ咲く姿から

花ことばの『調和」「謙虚」がぴったりです

茎が細くて葉が細かくて可憐さや儚さが好まれて

   コスモスよ強く立てと言いに行く女の子かな秋雨の中    

     与謝野晶子、このように詠まれております

 

 

秋の野にふさわしい花「さらしなしょうま」 です

春先に若芽をゆでてさらして食べることからこのような名前です

この真っ白な花は香りも良くて何時も昆虫たちが群れおります

秋を迎えて昆虫たちも忙しいのでしょう

澄み切った秋空にすっくと

伸びた花姿がゆったりと秋風にそよぐのは

涼しげで素敵す

花ことばも「自由」「繊細」「落ち着いた明るさ」とどれも素敵です

 

庭先に華やかに「しおん」 です

茲にも昆虫が何時も群れております

キク科だそうです

平安時代に秋の名月をこの花の間から眺めたことから

一五夜草との別名です

いずれにしても秋を代表する花ですね

花ことばも『追憶」「あなた忘れない」だそうです

 

厳しかった今年の夏も峠を越して

吹く風咲く花にそこかしこ秋の深まりを感じるようになりした

年年加速します沸騰化に高齢と一病の身には厳しさば増すばかりです

それでも朝夕の涼風にホッとします

昨日は住職が秋冬野菜の種を種をまきました

「暑い暑い」とばかり言っておられません

来るべき季節に向けて一歩を踏み出すのです

昆虫だって小鳥だって慌ただしそうに秋空に飛び交っています

そんな季節になりました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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