山の奥の細道から

今日からブログを始めました。 山野草が好きでこんなタイトルをつけました。

庭に咲く草花にあきをかんじて・・

2019-08-26 18:18:04 | 日記
厳しいかった暑さも峠を越えて朝夕は涼風が吹き始めました
秋が深まるまでのしばしの間植物達は息を吹き返しているかのようです





初秋に山中咲きます「のりうつぎ」 です
真っ白な花は花の少なくなった山に爽やかに涼しげに揺れて咲いています
草むらのココウロギの声にハッとします
庭に咲く草花に季感じます





「コスモス」と「まつむしそう」 です
これまでよりは空が高く感じて入道雲からすじ雲へと夏の終わりを感じます
夏が厳しかっただけこれらの花が咲くのは嬉しいですね


これも秋の定番の 「おばな」 です
風が吹くたびにゆらゆらと揺れて咲きます
逆らうでもなく なびくでもなく さりげなく応えています
田舎の路の傍のどこにもあるような風景で
見落としてしまいそうな草にも確かな命のリズムが刻まれています







我が家の蓮池からおよそ一月遅れて咲きました
「盆栽はす」 です
その優雅で清楚な佇まいは神秘的な雰囲気を醸し出しています
手元に有りますので一層身近に美しさを感じています



「ねつすいせん」です
彼岸花の仲間だそうです
いよいよもって秋ですね
これらのありふれた野の花が風に揺らぎながら
今ここに有ることの幸せを教えてくれているかのようです


コメント (3)
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恒久な平和をねがって・・・・

2019-08-15 14:55:28 | 日記


八月十五日には我が町では町内の寺院がそろって正午から一分間似平和の鐘を鳴らします
戦争で亡くなられた方の慰霊と恒久な平和を願って・・・



我が寺院では新しい鐘を 住職が 元の山門の鐘を孫が 3・ 2・ 1 コ~ンでならしました
私達は三人で下で手をを合わせました
私ははふと今朝の新聞の記事を思い浮かべていました
それは釜山からの引き上げ船の中での出来事で
二人の若者が食べ物を争って喧嘩して だんだんエスカレートして 殺し合いになりそうになったそうです
その時一人のおばあさんがつぶやくようにおぼろ月夜の歌を歌ったそうです
「なのはなばたけに・・・・」歌声はだんだんと広がって船内の全員が歌い始めたそうです
最初に喧嘩していた若者が泣き出して後には船内全員が泣き出してしまったそうです
一番、二番を繰り返し繰り返ししてみんな故郷を思っていたのでしょう
もし生きていたなら九十際を超える年齢でしょう・・・・
時節柄お盆の十五日 次々に上る華やかなキャンプの車に
「ああこれが平和なんだ!・どうぞこれからもこのような穏やかな日々でありましうように・・・・」と
私は改めて心から祈りました



立秋を迎えたとは言いましてもまだまだ夏の盛りです
草むらにリンとして咲きます「うばゆり です
この地区は天災も無く無事にすごしている証の様です



春に白い穂の様な花を咲かせました「かばざくら」の実です
時はすべてのものに等しく流れます
草木はその由を知るや知らずやあるものは実を付けて 風の中で命の行方を委ねます
森の動物達のお楽しみな食糧となって子孫を増やしていくのでしょう



実ものが美しい季節になりました
「はまなす」の実です
この赤い実が ビタミンCの宝庫だそうで美容に大変よいとのことです

激しく泣いていた蝉の声も心なしか小さく聞こえて
みじかい一生を終えようとしています


白とブルーの綺麗な花「おおせんなり」です
秋が深まってきますと実が熟して黄色になって更に趣が有ります





玉アジサイの蕾と花です
まるい大きめ葉が群生するなかでささやかな控えめな花を咲かせす
そのささやかさが魅力でもあります
朝夕の風に少しずつ秋の訪れを感じる季節になりました
なんとか酷暑をのりきれてかな・・・・?









コメント (2)
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立秋に寄せて

2019-08-06 18:23:48 | 日記
厳しい暑さが去ってひぐらしの声が聞こえる頃にソット咲きます「ゆうすげ」 です



この花が咲きます頃には一日が無事に終わったことに感謝します
立秋とは申しましても本格的な暑さはまだまだこれからでしょう
それでも野に咲く花花はやはり秋を感じさせてくれて一寸嬉しいですね








秋の七草にも入ります「ききょう」と「おみなえし」です
盆月に花を合わせる様に咲いてくれます
ここ数日の暑さは格別ですので眺めて頂いていち早く秋を感じて頂ければ幸いです
私自身暑さ負けして夏バテ気味です




「われもこう」や「ゆうがぎく」も咲いて秋らしくなってきました
古より花の美しさは人の目に優しく心を癒してくれました
私達はそれゆえに花に心を寄せて季節を先取りして暑さを忘れようとしているのかもしれません・・・・




昨年より山林に咲き始めました「くさぎ」です
秋になりますと濃いブルーの実がなってこれが草木染めに利用できますそうです
先人たちは様々な草木と出会い接する中で口伝でその教えを受け継いできたのでしょう


「むらさきたかねあおやぎそう」です
未だに厳しい暑さの中高山植物のこの花は爽やかで気品もあってのびのびと咲いています
「まだこない」と思っても見えないものから目に映るものへと季は静かに進んでいます












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