我が工房のスタッフの娘さんである西加奈子さんが、第4作目の小説「通天閣」を筑摩書房から出版。早速、サイン入りの本をいただきました。
このしょーもない世の中に、救いようのない人生に。ちょっぴり暖かい灯をともす、驚きと感動の物語「通天閣」。
どうようもない人々が醸い出す、得体の知れないエネルーギーが溢れている大阪ミナミ。社会の底辺でうごめく人々の愚かなる振る舞いや、おかしな言動が町を彩っている。主人公は、夢を失いつつ町工場で働く中年男と恋人に見捨てられそうになりながらスナックで働く若い女。
八方ふさがりに見える二人は、周りの喧噪をよそに、さらに追い込まれていく。ところが、冬のある夜、通天閣を舞台に起こった大騒動が二人の運命を変えることに・・・。
人気売れっ子作家、西加奈子の「通天閣」を是非・・・・。私も、これから読ませていただきます。