風待月（かぜまちづき）

６月の異名といえば水無月（みなづき）ですが、語源は諸説あるようです。旧暦６月は夏の盛りだったことから、水も涸れ尽きると言う意味で水無月。田に水を引く月なので、水の月という意味で、「水な月」（「無｝は当て字）。農作業をみんなでやり尽くした「みなし尽き」から水無月。雷が多いことから「かみなり月」が「みなづき」に変化し、水無月。

異称も多く、涼暮月（すずくれづき）、蝉羽月（せみのはづき）、鳴神月（なるかみづき）、松風月、夏越月（なごしのつき）、葵月、常夏月、そして、風待月（かぜまちづき）・・・どれも美しい呼び名ばかりです。

蒸し暑い日が続くと、風を恋しく待ち、ほんのささやかな風にも喜びを感じることができます。人々が様々な名前で呼んだこの月は、それだけ心が敏感になっている、素敵な証しかも知れませんね。

ピンクちゃんからのプレゼント

「爺ちゃん、気に入るかどうか分からんけど・・・」こんな前置きをしてピンクちゃんが誕生日プレゼントに手紙を添えて持ってきてくれました。

「ＨＡＰＰＹ　ＢＩＲＴＨＤＡＹ！！　おたん生日　おめでとう　　　プレゼントはぜんぶ奈々のお金で買ったよ！　６７歳の生活がはじまりっ！」

プレゼントの中身は「玉角カーシート」でした。さっそく車ではなく、パソコンの椅子に敷きました。夏向きで涼しく快適です。ありがとうね。娘等からはＰＨＩＬＩＰＵＳのひげそりを貰いました。

婆ちゃんは早速ピンクちゃんの大好きなエビフライを揚げ、みんなでささやかな誕生会を催してくれました。