「寅だらけ展」用に作って見ました。乾いたら色付けします。
「道楽」とは、もともと仏教用語で、仏の道を悟った楽しみのことばだそうです。修行を積んで、道を究めた人の真の楽しさのことなのですね。
いつしか、単なる趣味や楽しみの意味に変わり、ついに享楽的な楽しみにまで変わり果ててしまいました。道楽息子、道楽者・・・・あまりいい意味では使われませんね。
でも、刹那的な楽しさは、すぐに空しさに変わって行くものです。悟りを開いた人も、修行を積んでいたわけではないはずです。思い描いた夢に近づける・・・・そんな喜びを感じていたに違いありません。
私が本当に進みたい道、到達したい場所はどこなのか、と自問することがあります。みなさんはいかがですか?
一歩一歩を楽しみながら、自分の道を歩いていける・・・。それが本当の「道楽」なのかもしれませんね。